シニア関連ニュース_20200221
60歳以上の派遣料金1週間無料! シニア専門派遣会社が新サービス
シニア人材の活用を検討する企業は増加しており、求人企業からシニアジョブへ寄せられる問い合わせも増加していますが、まだまだ世の中の多くの企業はシニアの採用や活用を経験しておらず、「シニアは若い人材よりポテンシャルが低い」「シニアは健康リスクが高い」といった懸念が先行して採用・活用に踏み切れない現状があります。一度シニアの中途採用を経験した企業は、こうした懸念が杞憂に過ぎないことを知り、その後、むしろシニアを好んで採用する場合もあるなど、企業のシニア採用・活用の推進には、企業が実際にシニアの採用・活用を経験することが極めて重要になります。
>50代、60代のシニア人材に特化した人材紹介、人材派遣
なるほど、こういうサービスがあるのか。どれくらい求人があるかを見て見るために職種など限定せずに東京地域で検索すると1150件くらい、正社員に絞っても900件以上。結構あるんだなぁ。
https://senior-job.co.jp/
免許返納後の生活 参加者40人が議論 高崎でシニア向け講座
「通院や買い物の足に欠かせない」「本数の少ないバスは利用しにくい」など返納をためらう声があった一方、娘に促されて免許を返納した女性は「これを機に足腰を鍛えたい」と話した。
ちょっと前に自主返納はよくテレビに取り上げられていた印象。
返納をすると、バスやタクシーの割引などメリットがあり、これは自治体によって違うようです。
高齢運転者支援サイト
こちらの記事によると、免許の自主返納は「2008年に2.9万人だったのが、2018年には全国で42.1万人」とのこと。ただ割合で見ると5%程度なのですね。
東京は8%で高く、やはり地方だと交通の足としての意味から返納が進みにくいんですね。
【ABS世代が「シニア」を変える】直観から始まる「オンリーワンの差別化」
ライフシフト時代の「潜在ニーズ」を喚起してオトナの市場を創造するためには、社会環境の変化やテクノロジー進化を踏まえ、特に当事者である同世代の人たちの直観力を生かすことです。そのうえで同一業界での差別化ではない、新たな顧客視点と切り口のコンセプトで、世の中のオンリーワンを提供する差別化を行うべきです。
それをどうやんねん、って話なのですが、内容よりもABS世代というワードが気になり調べたところ、ABS研究会という素敵なサイトがありました。
ABSとは「アクティブ・バブル・シニア」の略称であり、「昭和30年(1955年)から43年(1968年)生まれ」の世代を指します。
ABS世代は、幼少期に高度経済成長期を過ごし、戦争体験がある親から多大なる家族愛を注がれ育ちました。中学生から大学生までの多感な時期には、様々な音楽やスポーツ、そして様々な娯楽で刺激を得ます。
中でも「1975年創刊の雑誌JJ、1976年創刊の雑誌POPYE、1978年日本公開しDISCO文化に火をつけた映画サタデーナイトフィーバー」は、ABS世代に対する3大インパクトです。そして1980年代に社会人となり、やがて空前のバブル景気を体験する。また男女雇用機会均等法が制定されたのは1985年であり、女性の本格的社会進出を図った第1期生もABS世代女性です。
このように振り返ると、生まれてから社会人そして結婚生活をスタートする時期において、「戦後日本市場の美味しいとこ取り」をした世代と言えるでしょう。こうした人間成長過程での基盤や、若い時のバブル体験があるABS世代には、特有の価値観や指向性があります。
そんなABS世代も、今では50代以上のプレシニア層です。特に終身雇用時代に社会人になり、その後雇用環境が劇的に変化して、今では人生100年時代と言われ、今後の「仕事・お金・生き方」に関して様々な悩みを抱えています。
このようにABS世代は今までのシニアにはない、万人が若い時に遊びを経験し、アクティブに若々しく生きていく術を知っている部分があるのと同時に、今後の人生設計が描きにくい世代。
つまりプラスの側面が大きくあるのと同時に、一方では大きな課題を抱える世代。その大きな課題とは、突然我々に突き付けられた、「人生100年時代の日本人のQOL(クオリティ・オブ・ライフ) 」実践です。
なるほどー。ひとくくりにシニア世代みたいに捉えてしまいがちですが、こういった時代背景も念頭にしないとだめですね。
シニア予備軍「ABS(アクティブ・バブル・シニア)世代」516名に意識調査
【一般社団法人日本元気シニア総研、株式会社インターコネクト調べ】
このような若者カルチャー体験のある世代がシニア層に突入するという事は、今までと全く異なるシニアマーケティングが必要になる可能性があります。
実年齢より自分が感じている年齢は平均マイナス6歳!シニア関連の言葉にはも否定的!
ABS世代の半数以上が「シニア向け」商品は、自分達が買う商品ではないと思っている!
シニアマーケットは生まれた時代で大きく異なり、60歳過ぎの世代を一括りにすると、ビジネスが失敗してしまう可能性があります。
長寿化が進む、「ライフシフト:人生100年時代」のシニアビジネス・マーケティングは、「戦前・戦中世代(昭和20年以前生まれ)」、「団塊・ポスト団塊世代(昭和20年代生まれ)」、そして「ABS世代(昭和30年代~43年生まれ)」と、3世代に分けて考える必要
ちょうどよくABS世代へのアンケート調査の記事がありました。おもしろい。
「一般社団法人日本元気シニア総研」さんは要チェキだな。
広がる「生前遺影」撮影 いまを美しく撮られたいシニアたち
遺影用の写真を撮っておく人や、遺影に「自分らしさ」を求める人が増えているという。なぜ、事前に準備をしようと思うのか。日本初の「遺影専門」を掲げる写真館や、シニア女性に人気の写真館などを今回取材し、変化する遺影のいまを追った。
この記事はどこを引用するか迷った上で、冒頭の記事の紹介自体を引用してしまいました。
原文を読んでもらいたい気持ちです。
エコナビスタとヒューリックが業務提携 「スマートシニアハウジング構想」展開へ
介護事業者やベンチャー企業等との連携により、AI・IoTを活用した最先端の高齢者施設の提供を行う「スマートシニアハウジング構想」を展開し、介護分野における新たな事業開発やブランド構築を目指す
インターフェースとして人が接する温かみは大事にしたいけど、テクノロジーで効率的にしたり、より便利にする幅はありそうですよね。
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