ハンドメイド作家の定義
ハンドメイドに限った話ではないですが、何かを販売するビジネスを考えていく上で、こういった言葉の意味を理解する事は、その上に積み上げていく思考に大きな影響を与えます。
"ハンドメイド作家"とは
"ハンドメイド作家"でしかありません。
は?
手作りの作品を作っている人。
以上です。
作品を販売しているのか。
趣味で自分の為に作っているのか。
そもそも他人に発表しているのか。
作品のクオリティはどうなのか。
時間をかけて丁寧に作っているのか。
気持ちを込めて作業をしているのか。
"ハンドメイド作家"という肩書きに本来このような意味はありません。
"ミュージシャン"で例えてみましょう。
ミュージシャンと聞けば、TVに映る様な有名なアーティストを想像するかもしれません。
その方達はそれでお金を稼いでいるプロです。
沢山の人に感動を届けてファンが何万人もいます。
一方で、道端でギターの弾き語りをしている人。
その方達はお金を貰って歌っていませんし、とにかく人に聞いてもらって知って欲しいという気持ちでしょう。
無名でも素晴らしい歌声ですが、立ち止まってくれる人はなかなか現れません。
両者はどちらもミュージシャンでしょう。
つまり、何かを提供している人という意味しかないんです。
ハンドメイド作家であっても全く同じです。
売れっ子作家
今日作品づくりを始めたばかりの人
作品が良いか悪いか
そんなの関係なく、
全員"ハンドメイド作家"です。
まずはこの定義をしっかり認識しましょう。
売れっ子作家と言われる方や、ビジネスとして成り立っている方は、こういった事をきちんと区別した上で、自分がどういう立ち位置にいるのかを理解しています。
どのレベルの方にも共通する不変の考えです。
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