「Plogging(プロギング)」始めました!
オランダに来てから、ウォーキングやジョギングをすることが多くなったのですが、最近「Plogging(プロギング)」を始めました。
「Plogging(プロギング)」とは?
スウェーデン語の”plocka(集める)”と”jogging(ジョギング)”を合わせた造語で、「ゴミ拾いをしながら走る」運動のことです。
これが一石二鳥、一石三鳥以上の良いことがあるので、シェアしたいと思います。
さっそくプロギングしてみましょう!
<用意するもの>
・ゴミ袋・汚れても良いトートバッグなど
・ビニール手袋・軍手など
上記の二つを持っていくだけです。手袋の代わりにトングなどで拾っても良いと思います。
↓実際のプロギングの様子を動画で撮ってみました。
ゴミを拾う際のポイントとして、腰を屈めて拾うと腰を痛めてしまう可能性があるので、膝を曲げてしゃがむと良いと思います。
約30分間プロギングした結果
ゴミでビニール袋がいっぱいになりました!
缶や瓶、ペットボトル、お菓子の袋、ティッシュ、新聞紙、吸い殻、使い捨てスプーンやフォークなど、色々集まりました。
缶や瓶、ペットボトルなどを入れるとすぐにいっぱいになってしまいます。
「プロギング」のメリット
<ゴミ拾いをすることで街が綺麗になる>
当たり前のことですが、ゴミを拾えば、街が綺麗になります。
ロッテルダムないしオランダの街は、行政による清掃もきちんとしており、またゴミ箱の設置数も多いので、ゴミは少ない方だとは思いますが、それでも当然落ちています。(タバコの吸い殻は特に多いです。)
<脚・膝が鍛えられる>
ゴミを拾うときにしゃがむことで、脚や膝を鍛えることができます。
プロギングをトレーニングメニューに入れているトライアスロンチームもいるそうです。
私は日常的にジョギングやヨガは行っているのですが、スクワットなどの下半身を鍛えることはしていなかったので、3回目が終わった後でも筋肉痛が続いています。
<ゴミの重さも体力づくりに貢献>
ゴミを拾うにつれて、だんだん袋も重くなってきます。
それによって負荷がかかり、筋肉を鍛えたり、カロリー消費にもつながります。
<距離や時間にこだわる必要はない>
ジョギングと違って、プロギングは時間や距離だけを目標にする必要はなく、ゴミを拾うことにも焦点を当てることができます。
私の場合、約30分でゴミ袋がいっぱいになっていて、これがちょうどよい目安になっています。
<見慣れたジョギングコースも新鮮に>
いつもと同じジョギングコースでも、ゴミを拾うことで変化が生まれます。(ゴミ目線になります。)
<ゴミのポイ捨ての抑止力になる>
プロギングをしている人を見た人が、ポイ捨てをすることに少し罪悪感を感じるようになるのではないでしょうか。
またゴミが散乱していると、ゴミを捨ててもいいのではないかという気持ちになるかもしれません。
<地元の人に感謝される>
思ってもみなかったことですが、プロギング2日目に、散歩していたロッテルダム在住の方から興味深く話しかけられ、お礼の言葉をいただきました。
プロギングが思っていた以上に楽しくて、新しい趣味になりそうなくらいです。
このまま拾い続けてたら、ゴミがなくなるんじゃないかと思いましたが、なかなかなくならないものですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。