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売れる環境は作れる。でも“買う”はお客様の選択、焦らず行こう。

「馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない。」

この言葉を一度は耳にしたことがあるでしょうか?

これは、「周りがどれだけ環境を整えても、最後に行動するかどうかはその人次第」という意味の格言。


実はこの言葉、eBay輸入をはじめとする物販にも当てはまる言葉です。

「商品のリサーチは頑張ったし、価格設定も問題ない。なのに、なぜか思ったほど反応がない…」
「自分なりに良い商品ページを作ったのに、なぜか買ってもらえない…」

こんなモヤモヤを感じたことはありませんか?

eBay輸入をやっていると、一度はこういう壁にぶつかるものです。

でも、よく考えてみると私たちは“売れる環境”を整えるところまでしか介入できないんですよね。

最終的に買うかどうかを決めるのは、お客様自身です。

いくら準備を完璧にしても、「よし、買おう!」という気持ちを無理やり起こさせることはできません。

「そりゃそうだ」と思うかもしれませんが、実際にやっているとつい焦ってしまいます。

だからこそ、この考えをしっかり頭に入れておくだけで、余計なストレス焦りがグッと減るはずです。

今回は、この格言を物販(特にeBay輸入)に当てはめて、どういうマインドで取り組むといいのかを詳しくお話ししていきます。

例えとして、お客様を「馬」呼ばわりしますが、ディスるつもりは1ミリもありません。

今回も格言に沿った内容で進めて行くので、そこは広い心で受け止めていただければ幸いです。


なぜ物販は“馬を水辺に連れて行く”ところまではできるのか

では、物販で言う“水辺”とは何なのか?

ここでいう“水辺”とは、「お客様が買いたくなる状態を作る」こと。

eBay輸入でいえば、

・売れる商品をリサーチして仕入れる
・写真や商品説明文、タイトルなどを整える
・適切な価格で販売する

といった、我々販売者側でコントロール可能な要素をしっかり作り込むことが「水辺へ連れて行く」にあたります。

たとえば、

・「これは売れる商品だな」と思える商品を仕入れる
・わかりやすい写真を撮って商品の状態を伝える
・お客様が疑問を持たないような丁寧な商品説明文を書く

とか、そういった作業は全部「馬を水辺に連れて行く」の部分です。

つまり、我々販売者が頑張る余地は充分にあるし、そこで結果が左右される面も多い。

とはいえ、「買うかどうか=“水を飲む”」のはお客様の意思

ここで大事なのが、最終的に「購入ボタン」を押すのはお客様だという事実。

“馬”が本当に喉が渇いてなければ、どれだけキレイな水辺でも飲まないのと同じ。

お客様にも「タイミング」や「気分」といった、こちらにはどうにもできない理由が山ほどあるんですね。

🐴「今は出費を抑えたい気分…」
🐎「最近、似た商品を買ったからな…」
🏇「一旦、ほかの商品と比較して検討しよ…」
🎠「そもそも急ぎじゃないし、給料日まで考えよ…」

こういった事情は、どれも販売者がいくら頑張ってもどうにもできない部分なんですよね。

だからこそ、ここで焦って「何で買わないんだ!」「もっと水を飲め!」と押しすぎると、逆にお客様は引いてしまいます。

実際、強引な販売方法が嫌われるのと同じで、「今すぐ買え!」という圧を感じると、むしろ購入者としては避けたくなります。

気をつけましょう。


「買ってくれない=自分の準備が足りない?」と悩む必要はない

ある程度、価格や写真、説明をきちんと作り込んでいるのに売れないと、

「やっぱり自分にはセンスがないのかな」
「もっと安くしないとダメ?」

と悩むことがあるかもしれません。

でも、先ほど挙げたように相手側の都合が大きければ、どれだけ完璧にしても買われません。

もちろん、定期的な試行錯誤は必要です。

「同業者と被る商品ばかりを出品している」
「商品説明文を適当に書いている」
「何ヶ月も同じ説明文を使い回している」
「写真の撮り方が悪い」

など、こちら側で直せるポイントは修正していくべき。

だけど、自分がコントロールできる部分を直しても売れなかったら、あとは“待つ”という選択肢も大事なんです。


“待つ戦略”が意外と効く理由

物販は、「今日売れなくても、明日は突然売れだす」こともあります。

たとえば、出品してから1週間売れなかった商品が、1週間後に急にポンポン売れ出すことなんてよくあります。

たとえば、

・クーポンが出る
・お客様の給料日やボーナス時期
・同業者が在庫切れになる

いろんな要因が重なって、“今”はピンと来ていないお客様が“少し後になって買う気になる”というケースは少なくありません。

だからこそ、「やることやったならまずはそのまま待ち構える」というのも大事な心構えの一つです。

「一向に売れない…」と焦って値下げしすぎたり、出品を取り下げたりすると、せっかくの売れるタイミングを逃すかもしれません。

実際、自分もしばらく売れない商品が複数あった時、値下げをしてアピールし、どうにか売ろうとしても一向に売れない時がありました。

そこで、商品ページを一から見直し、値下げ前の元の価格に戻し、あとは放置していたら数日後から突然売れ始め、1週間ほどで全て売れたことがあります。


我々は「水辺まで」「お客様は“水を飲む”かどうか」

この格言が示すように、私たちにはできることと、できないことがはっきりあります。

自分でコントロールできることの例
リサーチ、価格設定、写真や説明の工夫、仕入れや商品ページの定期的な見直し、など

自分でコントロールできないことの例
お客様の財布事情、タイミング、気分、など

なので、自分でコントロールできないことまで気にすると、どうにもならないことで一生悩み続けるハメになります。

さっきも言ったように、あなたがいくら頑張っても、相手にとって「まだ買わなくていいや」と思う日だったら、こればっかりは仕方ないんです。

そのとき、「もっと何かやるべき?」と焦って手を加えてドツボにハマるより、むしろ冷静になって「まあ、いつか買ってくれるでしょ」と気長に構えるほうが結果的にプラスになることが多いと思います。


実際に「馬」が水を飲む瞬間はこんなとき

商品をいいね、ウォッチしていたお客様にお金が入った
・同業者の出品がなくなり、あなたの商品がポンと売れ始めた

いずれにせよ、“いつ飲むか”はお客様サイドの判断です。

その「いつか」のために、欲しい商品を探す、魅力的な商品ページを作っておく、これら自分ができることを淡々とやれば、それでOKです。

そうすれば「馬が水を飲む瞬間」は、必ず訪れます。


やるべきことをやったら「待つ勇気」も持とう

物販で大切なのは、自分がコントロールできる範囲に集中すること。

・売れる商品を探す
・魅力的な商品ページを作る
・適切な値付けをする

これらは全部「馬を水辺に連れて行く」作業です。

でも、最後に水を飲む(購入ボタンを押す)かどうかはお客様の選択。

そこまで操作できると思い込むと「なんで飲まないんだ!」と余計なストレスを抱えてしまいます。

いっそ、「やることをやったら、あとは待つ」ぐらいの気持ちになれば、変に急いて値崩れさせることもなく、疲れも少なくて済むはず。

もちろん、定期的な見直しや改善は必要です。

でも、あまりにも毎日焦って追いかけまわすと疲弊します。

馬が水を飲むタイミングは、必ずしもあなたが思う“今”じゃないかもしれません。

それでも常に整えておくことで、いざお客様が“飲みたい”と思った瞬間にパッと売れる。

そういう流れは必ずやってきます。


有料記事で“水辺までの導き方”を学ぶ

実際のところ、eBay輸入で売れる商品を見つけるリサーチや、商品ページの作り方に苦戦している人は多いです。

もし「水辺までは連れて行く力」をつけたいなら、具体的なノウハウを手にするのが早いです。

なぜなら「馬を水辺に連れて行けない(売れる準備が不十分)」状態だと、お客様が来ても買われない可能性が高いからです。

そこで、こちらの有料記事では、

・需要のある商品を効率よく見つけるリサーチの方法
・販売ページを魅力的にするポイント

など、“馬を水辺に連れて行く”ための詳細な手順をまとめています。

ここをしっかり理解して実践すれば、「あとはお客様が飲むかどうか」に悩むだけのレベルまで自分を引き上げられるはずです。

きちんと準備をして、落ち着いて結果を待つ、それが稼ぐためには大事だと思っています。

もし「商品の探し方に不安がある」「そもそも水辺まで導けているのか確信が持てない」などと感じたなら、ぜひ有料記事をチェックしてみてください。

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