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#19 ぶっ飛びドラッグな刺激を求めて【ペルーの旅】
【前回までのあらすじ:2013年。35歳ヒモ男がバツ2となりホームレスに。行くあてもなく向かった先は成功している先輩経営者a.k.aアニキ。人生相談すると世界一周の旅に放り出されることに。ボリビアの次に向かう国はペルー。強烈な民間療法をしてくるシャーマンに会いに行くことに。】
マチュピチュからクスコの街に戻ってきた。果物でも買おうと裏通りに行く。
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何も買うことはできず、広場についた。
マチュピチュで汚れたスニーカーを磨いてもらう。というか勝手に磨いてくる。このアルマス広場では壊れた椅子に座っていると靴磨き屋さんがワラワラ寄ってきて勝手に靴を磨いて勝手に防水とかしてドンドン値上げするので気をつけてください笑
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市場でご飯。150円ぐらい
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さぁ次はどこへいこうかねぇ。ペルーにはナスカの地上絵や、アレキパと呼ばれる6000m級の山に囲まれた白い町があるが、両方とも興味をそそろなかった。
そんな時、僕を旅に出したアニキからアヤワスカの体験を勧められた。首都のリマからバスとトゥクトゥクとボートで20時間くらいかけて行くサンフランシスコ村で祈祷師?シャーマンというのがドえらい飲み物を作っていて、それを飲むと体中から悪いモノが出て、悟りを開く人さえいるという。
国にも認められている儀式で、なかなか奥が深いらしい。人によっては未来の自分が見えたり、死んだ人と会えたり、歴史上のチェ・ゲバラと話すことも出来るという。つまりアヤワスカって強烈なドラッグじゃね?という話なのだが、平たく言うと、やっぱりそうらしい。
「一生に一度は経験しておけば?!のちのちネタにもなるでしょ」
という無責任なプッシュだったが、行くことにした。
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僕は早速情報収集のため、クスコの宿で色々と聞きまわった。どうやら、ごきげんになる植物をプロの料理人(シャーマン)が特殊にコトコト煮たお薬みたいなものだという。
さらに聞いて行くと今まさにアヤワスカに向かっている日本人がいるというので、その人を紹介してもらおうと名前を聞くと僕が先日会った旅人ではないか!すぐさまFacebookで連絡。日程の関係で同行できないが、やはりリマまでいけばもっと情報が得られるということで、僕も急遽リマに入ることにした。
その晩、宿の受付の姉ちゃんが屋上で簡単なパーティーを開くというので参加してみた。簡単な食事の後、ステレオが置かれる。ミュージックスタート。クスコの夜景をバックに軽快な音楽が流れる。
すると、受付の姉ちゃんたちが踊り出した!!
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皆の手を取り、一緒に音楽に合わせて踊ろうではないかと声をかけてきた。これが南米か!ノリノリである!
いつもはシャイな日本人でもここは異国。南米に入れては南米に従え、だ。
みんな軽快なステップを踏む!音楽に合わせて腰をクネる!ビートに合わせて腕を振る!
曲が終わり次のミュージックはなんだ!?と思っていたその矢先、
「カバリクマシカドパランノラダキコラエセ!
ポメテラデハボンフダパパイヤアレブ●◇%#$!*^&!」
軽快なトークが流れた!
ラジオだったんかいっ!!
どうやってノるんだよ!?!南米の姉ちゃんを見る。
ダンシング!
まだノリノリであった!
ラジオの会話に合わせて回転までしてた。すげぇなその音感!!胸に染みこむいい経験だった。
〜〜〜〜〜〜
翌朝空港からリマに飛んだ。片道1万円程度。
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まずは、日本人が経営しているゲストハウス江田インにチェックインする。
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今日の寝床。
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しかもクスコで聞いたアヤワスカに行っている人たちはアヤワスカ真っ最中らしく連絡が取れなくなっていた。
とりあえずこの宿で2泊予定してアヤワスカが出来るサンフランシスコ村に行く仲間を募ることにした。まずはその夕方、宿のオーナーに僕の予定を伝えて今、アヤワスカに興味のある人が泊まっていないか聞いてみた。
するとである!!!
「その地域はテング熱(死に至ることもある伝染病)が流行っているので辞めたほうが良いよ。また、その地域に行った人はウチにはもう入れないのよ。当然、バックパックも預からないからね。」
と言うではないか。
えええええ。
だいぶビビる。でも、もうここまで来てしまったし、、、どうしよう。。
そっか、、、、、、僕は、
「じゃあ、、、明日チェックアウトします」
宿を変えることにした。自分の胸に電話をかけて「カツオ何がしたい?」と聞いてみると「行ってみたいでーす。」との答えだったのだ。
蚊が怖くて一度興味を持った旅の行き先を変えることは出来ない。テング熱の致死率も1%だし、その熱にかかることも確率的には1%程度だろう。
掛けると万分の1だ。これを万が一という。
万が一が怖かったら車の運転も出来ないし、沿岸沿いにも住めない。僕が以前日本で、大きな災害や不慮の事故で死ぬ確率を計算したところ、かなりやばめに見積もっても1/4000程度だった。アヤワスカはそれよりは低確率だ。
「よっしゃっ!行ってやんよ!エイエイオー!!!」
と心の中で叫んだが、誰と?1人は怖すぎるよ。。
と思いながら、翌日チェックアウトし、僕は一緒に行く仲間を求めて外国人が集まる新市街のバックパッカー宿を回る周ることにした。
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リマの新市街を練り歩きいくつものバックパック宿を訪れて、何人もの外国人に聞いても「知らない、行かない」の一点張り。もう一人で行くしかないのかな。。
仕方なく適当な宿にチェックインする。
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ベッドの上で、どうしたものかとネットサーフィンをしているとアヤワスカに行っていた子がリマに戻ってきたという知らせが入る!
すぐその宿に行き話を聞くと、どうやら壮絶だったらしく凄い体験をしたとのこと。我慢できない!
もう、一人で行くしかない!
行き方を教えてもい、バスを予約して明日出発することにした。
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アヤワスカでどんなビジョンが見えるのか、不安と期待と恐怖が交わった複雑な感情が僕を包み込んだ。
そして、こんな簡単なメモで20時間後に村にいるシャーマンに辿り着けるのか大きな疑問も残った。
次回、壮絶なアヤワスカ体験!乞うご期待!
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note頑張って更新します!目標は週2,3回、、、、【旅の準備→世界一周→起業→会社売却】までを気長にまとめようと思います。面白いと思った方はnoteまたはTwitterをフォローいただければ幸いです。
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