#28 ペリト・モレノ氷河トレッキングとカジノ(2013年3月31日のアルゼンチン旅)
【前回までのあらすじ:2013年。35歳ヒモ男がバツ2となりホームレスに。行くあてもなく先輩経営者a.k.aアニキに泣きつくと世界一周の旅に放り出されることに。4ヶ国目のアルゼンチン、パタゴニア地方を目指し27時間バスの旅へ】
目的地エルカラファテのバスターミナルに着くと日本人のご夫婦がいたのでオススメの宿はないかと話しかけてみた。いやいやお前、下調べもしないで27時間バスに座って何してたんや?と思うかもしれないが、違法ダウンロードした動画やマンガを見ていた、という他ない。(当時はsimフリーの携帯もなくwifiが入るところで調べ物はしていた)
日本人ご夫婦から「フジ旅館」というアットホームな日本人宿があると教えてもらい、慌てて電話をかけると一部屋空いていたので予約してすぐに向かう。
すると僕を成田空港まで見送りしてくれた旅人Kさんが「面白い人が南米を旅しているよ」と紹介してくれた堀江さんという方が同日同宿にチェックインするというではないか!!
チェックインしたフジ旅館の雰囲気。アットホームで皆で集まって楽器なんかを弾いちゃっている。楽しそうだが、僕は何も出来ないし着いたばかりで感覚が掴めず、とりあえず混ざれない。
さて、ご紹介頂いた堀江さん。僕と年もあまり変わらず、しかも話す内容が今までの旅で味わった飲む、打つ、買う。
話がピッタシあうでわないか。
さっそく滞在の予定を聞くと、僕とかぶり一緒に行動することにした。
まずは明日のペリト・モレノ氷河トレッキング。別にアウトドア派でもないので手軽に体験できる1.5時間のミニトレッキングに申し込む。
夕飯を調達しに行けば、山々に囲まれたキレイな街並みには目もくれずカジノを見つけちゃう。
迷わず入る。
僕の好きなポーカーは場が開いてなかったので、明日はトレッキングで早いし、早々に切り上げようとするも、ブラックジャックを深夜3時まで打ってしまう。
翌日、眠い目をこすりながらバスに乗り込み、ペリト・モレノ氷河ツアーへ(確か当時8000円ぐらいだったと思う)
1時間もかからないぐらいで、
ドーーーーン!
実際、氷が崩れ落ちるとドーンとすごい音がします。何万年もの時間をかけて作られた氷河が目の前に現れる。こんな自然の造形物をアルゼンチンの南端部で見れるとは、感慨深い。
そして、船に乗って、トレッキングへ。
氷河の上は寒いらしく、トレッキングも興味ゼロでテンションが上がらないも来てしまったので頑張るしかない。
ほどよく登る。
氷河を登るなんてなかなか出来ない経験なので最初10分は楽しいものの、歩いて1時間以上。まだ終らないのかね?というのが本音であった。
そろそろ帰りたい、、というところで大昔の氷で作ったウィスキーオンザロックが振る舞われる。
大人の味!もっと酒を注いでくれと頼んでもお1人様一杯まで。
クタクタになって帰宅後は腹ペコでレストラン直行!パタゴニア名物のラム肉!めっちゃ美味そう!!!!!
これ絶対食べよ!!と入るも、ビーフの方が安く、変更!(今思えば借金してでも名物のラムを食べるべきだった。2度と行かないと思うし。)
食後は、そのまままたカジノ!!また深夜過ぎまでチマチマやってしまい深夜2時半。
翌日は5時に起床。宿に泊まっていたグループで6時にバスターミナルへ向かう。
この日はエル・チャルテンへ行くのだ。ここには僕を旅に流したアニキ!が激推しのフィッツロイという山がある。
あのアウトドアブランド、パタゴニアのモチーフになったところ。
バスで揺れること4時間ぐらい。昼過ぎにエル・チャルテンに到着
因みに世界一周中、ご夫婦で旅している方も多く、とても素敵だった。当時バツ2の僕は身の引き締まる思いだったことを覚えています。
いつか僕も家族で自由に旅したい。いや、絶対する!そのために僕らは会社も売却したようなもんだから。。
次の日記はフィッツロイの旅。ゆるく更新していきます。
note更新しています!
目標は週2,3回、、、、テーマは
【旅のこと https://note.com/katsuo81/m/mfbd38c989979】
【読書ノート https://note.com/katsuo81/m/m7f3bc144e287】
などなど。
面白いと思った方はnoteまたはTwitterをフォローいただければ幸いです。
僕のプロフィールはこちら
ホームレスになったヒモ男、世界一周したら小金持ちになった話。
Twitterは、その時の気づきなどを発信中です。良かったらフォローお願いします。
気が向いたらセミリタイア生活のことなどyoutubeで発信しています!