マンションに住むなら管理を買え!というのは本当だという話し【マンション奮闘記】
随分と久しぶりな更新になってしまった、マンション関連のnote。
まる一年ほど書いてないと思うけどコロナの影響が大きくて大規模修繕については話し合いの再開ができないままずっと延長になっていました。
むしろそれはちょうど自分たちも大規模修繕についていろいろと考えるとや情報の収集ができた機関でもあったので色んな意味でよかったのかもしれない。
昨今ニュースにもなっていたことだがマンション大規模修繕の国の12年周期での大規模修繕の流れについて18年周期が今後は周流になるのではないかとという流れ。
私としては以前から12年でマンションに対して修繕を行うというのが本当に正しいのかずっと疑っていたので朗報だった。セレブが住むマンションならともかくこちらはただのサラリーマンで修繕積立金の値上げやら一時金を払うなんて好きこのんでやるようなことではない。
そもそもの大規模修繕自体が行き過ぎた工事だと考えている。マンションの資産価値を保つために大事なことだと管理会社や世間は思っているのだろうけど実際のところ、そんなことはっきりいってよっぽどマンションの躯体がボロボロになっていり明らかな修繕が必要な箇所があったりする以外はよどではない限り性急にやるなことはないと考えている。
そんなことよりも何十年先も見越した健全な長期修繕計画を持った自発的な管理組合が存在することが何より大事だと思う。
私も偉そうなことは言えないが輪番ではあったが理事長に選出されてから管理組合のことを知った、理事会に入らなければ意識すらしないまったくの部外者感覚だったと思う。
管理組合というものが機能しなかった場合に起こりうることはまず修繕積立金を狙った過剰な修繕計画に巻き込まれることだと思う。マンションの躯体について全くの素人である私たちに劣化診断書という写真が数十枚取られたなんだかよくわかない冊子を渡されて担当者からは「こことこの箇所に劣化が見られますので工事を行いましょうか」という流れで数百万、数千万。果ては規模に応じては数億円の請求が発生するわけだ。
あなたがもし服の背中に汚れがあることを指摘されて「きれいにしてあげるからクリーング代1万円」と言われてすぐにお金を渡すだろうか?
当然服を脱ぎ背中の汚れを確認して程度によっては放置もするだろうし、汚れなんかまったくないじゃないかと言い返す場合もあるだろう。
でも管理組合やマンションに住む区分所有者たちがこのことに対して100倍以上の請求をされていても知らん顔で何にも考えずに工事事業者に丸投げで修繕工事をお願いしているマンションも実際にあるというのが驚きである。
※去年大阪で開催されてマンション管理組合の意識向上の一環として会合があったので参加して他のマンションの方から聞いた話だから嘘ではない。
この点をしっかりと理解しておかないとマンションの購入はよくよく考えた方がよい、なので中古のマンションを買う方などはマンションの見た目や居住空間のことも大事だけど管理組合の形成を確認できるものなら確認した方がよい。
マンションは近所付き合いがないから楽ということで購入されるかたもいると思うがそれは半分正解で半分間違いである。
なぜならば自発的に近所付き合いを行わない限り確かに戸建てに比べると付き合い自体は少ないのは実際である。しかし、戸建てには絶対にありえないこととして、管理費、修繕積立金という名目で自分たちが積み上げている資産をマンションの区分者全員で維持管理していく、すなわち財産の共有を行う行為を必然的に行っていかないといけないという現実があるのです。
この事実があまりにも世の中の人たちに取って知られていなのは本当に残念で。こういった大事なことを黙り、マンション購入時には買いやすいように積立金を非常に安値で設定し、のちの長期修繕計画で必ず上がる様になっていくことをわかりながらマンションを平然と販売するディベロッパー。それを見越して甘い汁に誘われてやってくる関連の管理会社。
言い方は悪いが「鍵のない金庫」を保有している管理組合は正直資産価値などないに等しいと私は考える。
少し話しがそれていってしまったが、この事実を多くの人にしってもらえたらよいなと思う。関心のある方がいれば私が‘LINEのオープンチャット機能で開催している「マンション管理組合改善委員会」に参加してもらえると嬉しいです。最近はメンバーも増えて非常に意識の高い方も存在しているのでぜひとも意見交換の場、相談の場として活用してもらえればうれしいです。
オープンチャット「マンション管理組合改善委員会」
皆様も今後よろしくお願いいたします。