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ファンタジーとキリスト教
本を読んでいます。
先日の誕生日にお二人の友人からのプレゼントでいただいた本です。
一つは、「十二国記 月の影 影の海」
もう一つは、「神さま、なんで?」
という本です。
「十二国記」はファンタジー小説?
「神さま、なんで?」の方はキリスト教
•••両方とも、自分で本屋に行って、目の前にこれでもかというくらい目立つように置かれてあったとしても、おそらく•••手に取ることはないだろうなあと思う本です。
そんな見事なくらい自分には不似合いな?本をプレゼントとしていただきました。
自分では選ばない本。
自分の好き嫌いではない本。
なぜかは分かりませんが、こうして自分の所にやってきてくれた本。
だからこそ、ご縁を感じてしまいます。
我逢人(がほうじん)
という言葉があります。
我、人と逢うなり
と読みます。
一見、何とも無い言葉のようにも見えますが、よくよく考えてみれば、味わい深い言葉です。
人と出逢うこと。
これは奇跡のようなものです。
地球上には80億人の人が暮らしています。
単純計算で 80億分の1 。
これは現在の人数ですので、過去・未来を考えれば、もっともっとたくさんの人と自分たちは出逢う可能性を秘めています。
そんなたくさんの中のたった一人と、今こうして出逢っている。
まさに奇跡です。
しかも、どんなに出逢いたいと思っても、出逢えるわけではありません。
どんなに出逢いたくないと思っても、出逢うかもしれません。
ご縁があれば出逢いますし、ご縁がなければ出逢いません。
そんなことを考えても、今、こうして目の前の人と出逢っていることは奇跡です。
そんな奇跡の出逢いに対する感動が、
我逢人
という短い言葉の中に凝縮されています。
決して、人だけではないと思います。
本との出逢いも同じです。
好き嫌いで出逢うわけではありません。
やはり、そこにご縁があるからこそ出逢えたんだと思います。
今回いただいた本も、ご縁があったからこそ、今、ここにあります。
全てにご縁を感じ、そのご縁に感謝し、せっかくのご縁を楽しむ。
そんなご縁ある本を読みながら、
まさに今年のテーマ
さらさら・ライフ
の実践なんだと感じさせられました。
友に感謝。
ご縁に感謝。
ちなみに、2つともめちゃくちゃ面白いです。
読み終わってしまうことに寂しさを感じながら大切に読んでいます。
宗慧