ホ・オポノポノ
先日書いた「気がつけばお寺の住職③」を読んでくれた友人から、
「月がきれいですね」
というメッセージが届きました。
庭にある灯籠の写真を撮って載せていたんですが、一緒に月が写っているのに気づいていなくて、ちょっとドキっとしました。
「月がきれいですね」
これは•••夏目漱石が「I love you」の和訳として使った言葉だと言われています。
(実際には出典もなく、ほんとうのお話なのかどうか定かではないそうです)
「I love you」にわざわざこんな和訳をあてなければいけない理由•••日本人は愛している相手に「愛している」なんて言わない。
確かにそう思います。
突然ですが、ホ・オポノポノ。
ハワイの伝統的な問題解決法です。
一時期、かなりはまって勉強しましたし、実際に自分でも実践していました。
お坊さんとホ・オポノポノ?
そう思われるかもしれませんが、個人的にそういうことは全く気にしませんし、おもしろいものものはおもしろいです。
ホ・オポノポノは自分にとって間違いなくおもしろいものでした(今もおもしろいと思っています)。
何がおもしろいかというと、まずは問題の捉え方です。
ホ・オポノポノでは全ての問題は、潜在意識の記憶が原因として起こると考えます。
だから、この潜在意識の記憶を消去してしまえば、全ての問題は解決するんです。
そして、潜在意識の記憶を消去する方法は、4つの言葉を唱える(声に出さなくても心の中で唱えればOK)だけです。
4つの言葉。
「ありがとう」
「ごめんなさい」
「許してください」
そして、
「愛しています」
やりはじめて実感しました。
最後の「愛しています」は言いにくい。。。
なぜか言いにくいんです。
このときはじめて、漱石(もしくは他の誰か)が「月がきれいですね」と訳したくなった気持ちが理解できたような気がします。
宗慧
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