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東京の歪みと汚れとデジタルハリネズミ

先日のでの撮影会、

私はなぜか……いつもと違う土地、いつもと違うメンバーだったからだろうか? いつもと違って、歪みや汚れが気になって仕方がなかった。

この角度が落ち着くのよ
と、店先のテントさん

東京って下町でもなんだかんだお上品なイメージが強かった。汚いところと言えばサラリーマンの集まる高架下ぐらいのもんかと思っていたけれど、案外あちこちに歪みも汚れも溜まっているもんだ。
そりゃあこれだけの人が集まればねと言うほどに、改めて人の多さも感じる東京旅行だった。
良いとこばかり見ていてはいけない。

俺の上に座るんじゃねー
と、酒屋のケースさん

歪みや汚れといってもなんだかそれぞれに表情があって楽しい。何故こんなにも、今まで目をつむってきたモノたちに惹かれるのだろう。自分でも分からない。

触れると壊れるよんだよ
と、繊細アピール室外機くん

室外機の天板の汚れなんて、触りたくもないと思っていたけれど、この汚れは、むしろ芸術の域に達していたのではなかろうか。

ワンワンガウガウ
換気扇犬

見方を変えて、切り取っちゃえば、汚れや歪みも画になるのかと、新たなカメラの可能性を感じながら、途中でデジタルハリネズミの存在を思い出す。

あぁ、もしかしたらデジタルハリネズミを持ち歩いているのも視点を変える一つになっていたのかも知れないけれど、こればかりは考えても分からない。

ハリネズミ視点の東京もちょっと紹介しておこう。


古い町並みにはうってつけ

光と陰のバランスがまだ難しいけれど、ハリネズミなりの目線で調整してくれるから面白い。

肉屋さんも

パン屋さんも得意です。

だってネズミですからね。

昭和だほうが令和だろうが、
ネズミにゃそんなこと関係ないね

いつの時代もハリねずみにとっちゃぁ、ただの商店街なのかもしれないな。

汚れも歪みも、ハリネズミ目線も全てが楽しい東京滞在でした!

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