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プロになりにアルゼンチンに行ったのに、結局だらだら過ごしたアルゼンチンでの話【 初ストリートサッカー編 】
今回は、憧れのストリートサッカーを体験した話をしたいと思います。
学生時代は、YouTubeでずっと見てた。
あの秩序も何もなく、ボール1つで会話するあの空間。
それを初めて体験、体感したときの話。
いざ、プレー
つっしーに連れられて、トオルと3人で、
公園の横の高架下のミニサッカー場へやってきました。
下はコンクリートでゴールはあるが、ネットはなし。
コートのラインは薄く描いてあって、まあまあ整備されている場所でした。
アルゼンチンでの初、ボールに触れた空間がここでした。
3人でボールを蹴っていると、続々と集まってきました。
ボールを持っている人があまりいないのかな、こっちには。
近所の人たちがあっという間に。年齢は中学生からおっさんまでいて、
育ちが悪そうなペルー人から、逆に育ちが良さそうな白人も。
本当に多種多様でした。
結局20人くらい集まったから、5人でチームを作って勝ち残り方式で開始。
このあたりでは、このルールでいつもやっているみたい。
※段取りは全部つっしーにおまかせ!
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いざ、プレー!
つっしーはサッカーを知っている巧いおっさん
トオルは俊足のドリブラー
僕は変態テクニシャン
もう2人はわけがわかんない現地のアミーゴで5人チーム。
スタート。
探り探りでパスを回す。
全然相手はプレスをかけてこなかった。
日本人だから舐めてるのか、侵入してきたら潰してやる感満載で、
向こうも様子を見ている。
痺れを切らして、トオルが俊足のドリブル突破からシュート。
ゴール。。。
あれ?
弱っ??
僕も負けじとドリブル開始。
相手は体はでかいが、、、でかいだけ。
全く動けないないし、僕の細かい動きについてこれない。
おもてたんと違う。。。
結果。1回も負けなかったなーー。。
YouTubeで見ていたような、みんながテクニシャンで
ザ・ストリートサッカーのような空間ではなかった。
僕は一度も奪われなかったし
トオルのスピードは誰も止められない。
つっしーの体と腕の使い方は完璧に相手を押さえていた。
※元選手だから当然か。。
ただ、個人の戦術は日本人のそれとは全然違うなーと感じた。
特に、身体の使い方。あとはファールの仕方。
腕の使い方が、日本人とは全然違くて、
僕がボールを持っているときに、抜こうとしたら足ではなく腕が体にとびこんでくる。一瞬バランスを崩されたりとか、ボールを抜けているのに体を抑えられたりする。
ファールも、日本人は足は引っ掛けてファールをしたりするけど、
ここの人たちは押してくるんだ。
だから、転ぶけれど上半身が崩れるから怪我がしないんだよな。
これは、教育なのかわからんけれど、激しいだけど優しいファールをするんだよなー。今考えるとそう思う。
まあ、ボール扱いは下手くそなやつがほとんど。
考えてみたら、このお昼の時間に
この場所に来ている奴らは、ろくな奴ではない。
※言い過ぎ!
プロの選手はもちろんこんな場所でプレーはしないし、
クラブの下部カテゴリーの選手たちは、トレーニングしている時間帯でもある。
引退した選手は、仕事をしている時間だろうから当然か。
そんなこんなで、また一段と過信へ向かってしまったきっかけになりました。
クラブに合流するのは、1週間ほど先のことなので、僕とトオルは、
たくさんこの空間に通って、体を動かすことになります。
その間、この空間に集まった人たちとは、とても仲良くなった。
訳がわかんない言葉を教えてもらったりとか、コーラを回し飲みしたりとか、
マリファナを進めてきたりとか!
※ラコンチャ・デ・トゥマードゥレ
※イーホでプータ
僕が真似すると、大爆笑してたなーー
※何が面白いんだか。
初めてアルゼンチン人に触れましたが、人間はみんな温かい。
そう感じました。人間とアルゼンチンという国を好きになった日でした。
そんなこんなで、次回はクラブに合流した際のお話をしたいと思います。
合流するクラブは「アルヘンティノス・ジュニアーズ」
マラドーナやリケルメを輩出した、育成の名門クラブです!