見出し画像

書評「OODA LOOP」を読む

改めてOODAを理解したいと思い、発案者のチェット・リチャーズの「OODA LOOP」を読んでみました。


OODAループの概要

OODAループ
  • ループを高速に回してくことが、変化への適応速度を上げてチームの成果につながる

  • PDCAと同じようにOODAの流れで一つづつステップを進めていくのではなく、意思決定をスキップし、OOAのループができるのが理想

  • チームが阿吽の呼吸で行動できると意思決定が不要になる

さらにOODAループを高速に回すことでパフォーマンスを上げられる。それには、どうしていけばよいのだろうか?

OODAループを高速に回すには

OODAループを加速させる

高速に回すためには4つの組織文化

  1. 相互信頼

  2. 直感の活用(直感的能力を活用)

  3. 合意されたミッション(リーダーシップの契約を行う)

  4. 目的達成のために方向性と焦点を定める

  • いかにして相互信頼を高めるかが、ポイントになる

  • 一人一人が自律的に行動できるようにしていく

  • 手段ではなく方向性を示し、何に集中するか焦点を絞り、コントロールせずに任せていくことが大切

まとめ

  • OODAループは、戦略や組織論にも触れており、チームの成果をいかにして最大化するかの方法。考え方のフレームワークに留まらない。

  • PDCAとOODAは比較するものではないし、相容れないものではない。

  • OODAループの高速化は、成果を最大化する鍵になる。企業の競争優位性にもつながる。

  • OODAループを高速化するは、4つの組織文化が大切。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?