書評「OODA LOOP」を読む
改めてOODAを理解したいと思い、発案者のチェット・リチャーズの「OODA LOOP」を読んでみました。
OODAループの概要
ループを高速に回してくことが、変化への適応速度を上げてチームの成果につながる
PDCAと同じようにOODAの流れで一つづつステップを進めていくのではなく、意思決定をスキップし、OOAのループができるのが理想
チームが阿吽の呼吸で行動できると意思決定が不要になる
さらにOODAループを高速に回すことでパフォーマンスを上げられる。それには、どうしていけばよいのだろうか?
OODAループを高速に回すには
高速に回すためには4つの組織文化
相互信頼
直感の活用(直感的能力を活用)
合意されたミッション(リーダーシップの契約を行う)
目的達成のために方向性と焦点を定める
いかにして相互信頼を高めるかが、ポイントになる
一人一人が自律的に行動できるようにしていく
手段ではなく方向性を示し、何に集中するか焦点を絞り、コントロールせずに任せていくことが大切
まとめ
OODAループは、戦略や組織論にも触れており、チームの成果をいかにして最大化するかの方法。考え方のフレームワークに留まらない。
PDCAとOODAは比較するものではないし、相容れないものではない。
OODAループの高速化は、成果を最大化する鍵になる。企業の競争優位性にもつながる。
OODAループを高速化するは、4つの組織文化が大切。
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