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債券は残存期間を要チェック
債券には残存期間というのがあります
おさらいですが
債券には償還期限があり、満期の事を言うのですが
例えば国債で例をあげると
✅超長期国債⇒20年・30年・40年
✅長期国債⇒10年
✅中期国債⇒2年・5年
✅変動利付国債⇒15年
などに分けられます。
購入単価や金利などはさまざまですが
債券が発行されてから償還されるまでを残存期間と言い
一般的に残存期間が長い債券ほど債券価格の変動が大きいとされています。
逆に残存期間が短いと債券価格の変動が小さいとされています。
なぜ残存期間が長いと価格変動幅が大きいのか
✅もし金利が1%上昇すると?
・1年物の債券
・時価100円
1%×1年=1円下落
・10年物の債券
・時価100円
1%×10年=10円下落
金利が上昇すると債券価格が下落します
なぜ金利上昇で債券価格が下落するのか知りたい方はこちら
このように長期債ほど変動幅が大きくなります
たとえば2021年4月現在はコロナウイルスの影響で景気が不安定ですが、
コロナワクチンの普及が進み、経済に回復の兆しが確実に見えた場合、
金利が上昇する可能性があります。
まとめ
こうやって金利と債券は密接に結びついています。
必ずしも金利上昇時に債券価格が下落するとは言い切れませんが
おおむねそのような関係です。
また、株価は金利上昇時に値上がりしやすい傾向にありますので
株と債券も逆相関の関係にあるとされています。