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所得税の計算の流れを解説します


今回は税金のお話です。

私たちの生活に欠かせない

インフラや、医療、道路、

その他多数の公共施設などは

すべて税金で賄われています。


私が昔テレビで見た番組で

アメリカでは医療はとても問題になっていて

医療費の高さで医療格差も生まれているそうで、

また、

火災に至ってはお金を払っていない家は

消火活動をしてくれないのだそうです。


これは今に始まったわけでもなく

これがアメリカのベーシックスタイル。


今はどうなんだろう?


スウェーデンでは消費税が高い代わりに

医療費がすべて無料だから

やっぱり税金ってすごいなと思います。


だからこそ日本の税金制度に

満足したり不満があったりするのは

間違いなのですが、その国の

独自性や、人口、年齢、いろんな要因によって

税金は調整されています。


日本の医療や教育費がすべて

無料になればきっと税金は

跳ね上がるでしょう


そして高齢社会の日本にとって

その重みを一番に背負うのが今の

若い世代です。


だからこそ

税金についてもっと深く

知っておく必要があると思います。


僕の記事は自分のお金にまつわる

事をメインに書くので

今回は所得税について解説します。


✅所得税


所得税とは個人が1年間に得た収入から

これを得るためにかかった

必要経費を差し引いた金額

所得と言います。

この所得に対してかかる税金を

所得税と言います。


👆ひとこと

1年間とは1月1日から12月31日までのこと


✅所得税の種類と計算


では所得税がかかる流れについて

説明していく。


所得税は10種類に分類されて

それぞれ徴収されます。


①配当所得・②利子所得

③不動産所得・④事業所得

⑤給与所得・⓺退職所得

⓻山林所得・⓼譲渡所得

⓽一時所得・⓾雑所得


手順①

⭐これらの所得を合算します。



たとえば、私のように

給料と別に投資をしている人は

利子所得や、配当所得、不動産所得

などが計算されます。

※非課税の商品もあり。


また、生命保険、年金などを受け取った場合は

譲渡所得や一時所得などがあります。


手順2

所得控除を差し引いて課税所得を計算


控除の種類も多数あり、

全部で15種類です。

1 雑損控除(災害等にあったとき)
2 医療費控除(医療費を支払ったとき)
3 社会保険料控除
4 小規模企業共済等掛金控除
5 生命保険料控除
6 地震保険料控除
7 寄附金控除(寄附金を支出したとき)
8 障害者控除
9 寡婦控除
10 ひとり親控除
11 勤労学生控除
12 配偶者控除
13 配偶者特別控除
14 扶養控除
15 基礎控除


先ほど計算した所得の合計を

この控除額分差し引いていきます。


👆ひとこと

ちなみに基礎控除については

全ての方に適用されます。

一部いうと

合計所得金額が2400万円以下なら

48万円の控除

2500万円以上なら控除は0円

などです。


手順3

⭐課税所得金額に税率をかける


日本は超過累進税率を採用していて

所得が多ければ多いほど所得税の

税率が高くなる仕組みです。


✅まとめ


今回は大まかな流れを

説明しました。

ちょっと落ち着いたら

もう少し踏み込んだところを

解説していきます。

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