なぜ仕事はできるのに部下は伸ばせないのか？
今回はこちらの本の表紙に書かれていたものをタイトルにしてみました。
自分を成長させるということと、組織を成長させるということは凄く大きく異なりますよね・・・
もともと前職の時には、1on1MTGの導入支援を行ったりと、組織における対話の重要性には注目をしていました。そして、実際に自分自身マネジメントとしてメンバーに関わる過程で、より「対話」の重要性を感じるようになってきており、この部分をしっかりと極めていきたいなと思い、最近勉強をしております。
1on1の細かな内容や考え方は今回のnoteではまとめませんが、今回この本を読み非常に自分自身学びになった部分と、今後さらにやっていこうと思う部分についてまとめてみようと思います。
対話やマネジメントで悩む方の参考になれば幸いです。
それではいってみましょう。
何故対話なのか？
以前こちらの記事にも書いたのですが、私の目指す理想の組織・チーム像は、
お客様がイキイキ・ワクワクできるサービスを提供し、
社内のメンバーがイキイキ・ワクワク働いている組織
です。この組織を実現させるためには、やはり対話であるなと常々感じていました。
自分の目指す未来や目標を本音で
— 勝藤洋平 diniiカスタマーサクセス (@katsufuji5) February 2, 2021
仲間と共有出来ているか？
仲間のその未来や目標に対して、
本気でコミットしたいと思えているか？
この辺が出来ていない状態で、
強いチームは生まれない
強いチームを作るためにも、自分の未来の話や、今の業務をやる意義の話などをチーム全体ですり合わせ、全員がそこにコミットをするからこそ強いチームになるのではないかと思っているからである。
すり合わせるべきは組織・業務・個人の3つ
では、対話によって何をすり合わせるのかというと、下記の3つの領域であると今回の本には書かれていた。これは、まさしくそうだと感じたので記しておきたい。
＜組織ー業務＞
・組織の方針と業務の目標がすり合っているのか？
・業務成果が組織への貢献に繋がっているか？
＜組織ー個人＞
・個人の将来キャリアと組織の方向性はすり合っているか？
・組織が期待する人材像と個人の現状がすり合っているか？
＜業務ー個人＞
・個人の能力が業務で発揮出来ているか？
・業務が個人の成長実感ややりたいことと繋がっているか？
業務と個人や、組織と個人の間に関しては、近年1on1などの注目などからも対話を進められている方も多いと思うが、組織と業務の関係性などの部分は対話をしきれていないケースが非常に多いのではないかと思いました。
私自身もなかなかそこの対話は出来ていないな・・・と思い、そのあたりの対話を進めてみたのですが、それぞれ考えていることや思いなどが案外異なり、伝えきれていなかった現状をすごく反省しました。。（是非全ての領域ですり合わせが本当に出来ているか確かめていただけるといいなと思います！）
意外と疎かにしてしまっている「逆ホウレンソウ」
で、ふと思ったんですが、意外と疎かにしてしまっているのが「逆ホウレンソウ」だなという部分です。
書籍から一部抜粋します。
社会の流れは変わってきています。上意下達で言われたことをやっていればいい時代は終わり、部下達も自分で考えなければいけないからこそ、上司は彼らが考えるための情報を開示する必要が出てきました。
（中略）
マネージャーの価値とは、ただ情報を伝えるだけではなく、その背景や意味を加えて伝えていくことです。さらにそれが「部下にとってどのような意味を持つのか」「具体的にどうしてほしいのか」を一方的な伝達ではなく、部下の意見を聞いて理解度を確認しながら、納得感を醸成させていきます。
組織における意義や、何故その業務をするのかなどは、上手く伝えられた気になっており、本当の意味であるホウレンソウを逆に出来ていないのが現状ではないでしょうか？
自分自身も、色々と考えて施策やルールなどを考えているからこそこの部分が非常に疎かになってしまっておりました。まずはここの対話から再度やりなおさないといけないなと改めて思った次第です。
あなたはいかがでしょうか？
まとめ
この記事でも、下記のような表現を使ったが、これも業務と個人や組織と個人の話だけになってしまっていた。
そういう人材は、
自分の生きがい・やりがいと会社のミッション・ビジョンがすり合っていないと自分の本来の力を発揮できない。
また、達成に対するやりがいというのは、自分自身の達成感もあると思うが、それ以上に自身の出した成果に対して、その先のお客様から認められて初めて達成感になると考えている。
本当はこれに加えて、組織と業務の部分で、何故こういう業務をするのか、この達成が会社や組織にとってどのような貢献に繋がるのかをすり合わせ、社員全員が業務における成果創出に向けてモチベーションが高まっている状態を作ることが非常に重要になってくる。
この3点のすり合わせを再度忘れず、引き続きチャレンジを進めようと思います！他にもこんなことやってるよ！やこんなこと意識するといいよなど是非アドバイスなどもいただけますと幸いです。
また、ここまでお読みいただきありがとうございます。もしよろしければ、スキ！やいいね！でお読みいただいたことを知らせていただけますと励みになります。よろしくお願いします！
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【理想の組織への挑戦】
— 勝藤洋平 diniiカスタマーサクセス (@katsufuji5) January 10, 2021
1年で達成できるような話ではないし、
緊急事態宣言など非常に大変な世の中だからこそ、
理想の組織創りに挑戦したい。
そして、多くの人が
イキイキ・ワクワク働ける世の中へ。
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