歴史上の人物におもいをよせる
今日は朝から地域の活動、子供の塾の説明会、昼から講演会を聞きにいき、夜は焼肉を食べにいく、ということで今に至り、ほんの少しだけ投稿です。
今読みかけているのは楽毅です。
三国志で有名な諸葛亮孔明が参考にしたと言われる中国の春秋戦国時代の燕の大将軍です。その楽毅が生きた時代背景、出自、人ととなりについての描写がまるでみてきたかのように描かれています。
歴史物を読むときの醍醐味というか、見逃したくないシーンは、主人公や重要人物の考え方がアップデートされる瞬間の描写です。
慣れ親しんだ家から旅に出る目的、王のようなビッグな人物との人生を変えるような遭遇があって感じること、重要人物との緩やかな交流でアップデートされる思考方法、などなど。
人は人と交流して初めてその見識や認知の真価が問われると思います。
勉強して、問題やって、解けることを一人でやっていてもある程度までしか能力は向上しないと思います。それらに加えて、公然人前で自分を晒し、議論を交わすことでより精度の高い洞察が得られるものだと思います。
歴史上の人物たちもそのようにしてアップデートしている様子を感じてみるのはとても興味深いです。