どんな言葉を持っているかで、感情が大きく変わる
教員生活が始まってはや3ヶ月。
まだまだひよっこということで、定期的に研修がある。
(もちろん、キャリアを重ねたベテラン先生にも研修はある。初任者の研修はちょっと多め)
そこでもらった
「困った子がいる」ではなく「困っている子がいる」という解釈が大事
という言葉がずっと心に残っている。
その言葉に感銘を受けたとかそういうことではなく、単純に普段抱く感情が変わったからだ。
その言葉を聞くまでは、生徒ととの関わりがうまく行かないとき、例えば生徒が思った通りに行動しない時や話が伝わっていないと感じるとき、抱く感情は「焦り」か「怒り」だった。
そして、その感情は表に出さずとも必ず相手に伝わる。
もちろん良いコミュニケーションにはならない。
ただ、この言葉をもらってからは「今、目の前の人は何に困っているんだろう。どこに課題があるんだろう。あるいは、自分の接し方をどう改善できるんだろう」という部分に意識が行くようになった。
つまり、自分が持っている言葉によって、意識を向ける場所が変わった。
意識を向ける場所が変わったことで、抱く感情が大きく変わった。
感情は幸福度や人間関係に大きく影響する。
だから本や人を通じて良い言葉をたくさん知っていきたい。
自分が心に抱いている言葉を常に観察していきたい。
そんな風に思った出来事だった。
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