(初)RSGT2025に現地参加しました vol.1

気づいたら終わってしまったRSGT2025

 初めてアジャイルに触れてから約半年。業務調整やチケット争奪戦をクリアし、RSGT2025に現地参加することができました。熱気すごいよと聞いていましたが本当にすごい。
 完全燃焼したけど、不完全燃焼。だって、朝から晩まで同時にあちらこちらで見たいもの、聞きたいもの、話したい人がいて、選べないんですもの。Day3は午前ワークショップからの午後客先出張でさよならになったけど、OSTだって出たかったし、最後まで居たかった…

ということで、気持ちも含めて忘れないうちに書いておきます。願わくば、どこかの誰かがRSGTに参加するときの参考になれば。

①3日間の全体がどうだったか

 充実していてあっという間に終わってしまった一方、やろうと思っていたのにできなかったこともいっぱいあって、本当に体が3つくらい欲しかった3日間でした。

1)やろうと思っていてできたこと
 ・生登壇を見るのはやっぱり楽しい。臨場感あり、推し活デコうちわでの応援あり、登壇者との直接のお話しありで、現地でしか摂取できない栄養素が絶対にあると思う。ワークショップなんかまさにそう。
 ・SNSなどでつながった方と直接お話しできたのは本当に嬉しかった。お相手いただいた方、ありがとうございました。本当はもっとお話ししたかった人がいっぱいいたんですが、人が多くて見つけられなかったり(言い訳です) 
 ・いろいろなかたとおしゃべり。おしゃべりと言うと遊んでいるような言い方ですが、いたって真面目です。他愛のない話でさえも刺激があって、エネルギーが湧いて出てくるのは本当に素敵なこと。

2)やろうと思っていたのにできなかったこと
 ・聞いたセッションが当初予定よりも少なくなってしまったこと。お話ししていたりでタイミング逃して、あとで録画でいいや、と思ったりしたけど、見ようと思えばもっと見れたはず。しかし、今振り返っても天秤にかけるのは難しい… 休憩しないと、濃いセッションは頭に入ってこないし(笑)

3)計画していなかったけどできたこと、よかったこと
 ・スポンサーブースを全部回りました。どこもただノベルティを配るだけでなく、RSGTをより楽しむための仕掛けがあって素晴らしかったです。例えば、『登壇者に質問するミッション(クエスト)』『アジャイルクロスワード』『インパクト抜群の経験主義Tシャツ』なんかはワクワクしました。
 ・ちなみに弊社は【推し活うちわ】!。イイネマークとロゴが入ったうちわに、推し活シールを張って楽しんでもらうようにしていました。登壇中にうちわが振られる姿はなんとも楽しいものです。また、1月の頭だというのに会場は熱気にあふれていて、涼を取る意味でも役に立っていたのは良い意味で驚きました。

②輪の中に上手く入れたかなぁ?

 初めて参加したスクラムフェス三河に比べて規模が大きくて、あんまりゆっくりお話しできなかったような気がする。でも代わりにいろんな人とお話しできたと思います。
 自分はあまり人見知りしないほうで、良く言えば社交的で、悪く言えば図々しいタイプ。失敗も多いけど、得たもののほうが大きいって勝手に納得しているけど、気を悪くした方がいたらごめんなさい。
 特に自分はエンジニアではないし、開発経験もほとんどない。ずっといわゆる事務系総合職という感じでエンジニアはどちらかというと仕事のパートナー。でも、だからこそ、自分だから持てる視点ってあると思うんですよね。対話を大事にしているこの場で、自分が何かを受け取ると同時に、何かを与えることができると思うし、与えられるように姿勢を正したいなって。その姿勢こそが、まず自分が楽しむってことだと思っています。

 一方で、たびたび、このイベントに限らず、『なんでそんな風にできるんですか?』って聞かれます。どうやって自分が楽しむかってことですね。たしかにわかります。常連のかたが周りと「久しぶり!!」なんて会話しているを見ると、なんとなく自分だけが独りぼっちな気がしてみたりします。

 せっかくなので自分なりに考えてみました。ちょっと偉そうかなって気もしますが、調子に乗ったついでに書いてみます。
 (1)まず、イベント自体を全力で楽しむ
 (2)次に、誰かと話すイベントだと考えてみる
 (3)第3に、自分をよく見せようとしない
 (4)最後に、自分に期待しすぎない

(1)まず、イベント自体を全力で楽しむ
 仕方なくRSGTに参加した人がどれくらいいるかはわかりませんけど、たとえそうだとしてもこんなにみんなが楽しそうにしているイベントなんですから、楽しいに決まっています。セッションはもちろん、受付にもスポンサーブースにも楽しむ仕掛けがいっぱいありました(前述の通り)。登壇者もスポンサーもスタッフも、参加者に全力で楽しんでほしいと思っているはず。だから、まず全力楽しむ。とにかく乗っかってみる。内輪ネタだと思っても、しらけるのではなく、自分ものってみる。もし一人参加なら、誰も見ちゃいません。なんかうまく輪に入れなかったら、次の輪に入りましょう。それでオールオッケーです。

(2)次に、誰かと話すイベントだと考えてみる
 それでもなかなか輪に入れないよ…という場合は、『話すミッション』を自分に課してみる。1回でも2回でもいいと思います。話しかけられて断るような人が全然いないのが、このイベントのいいところです。なので、絶対うまくいくと思います。1回騙されてみてほしい。1回話した相手とは、きっと2回目話しやすいです。で、その人の名前と顔を全力で覚えてみる。そしたら、今度は、その相手が作っている輪に入ってみる。きっと受け入れてもらえます。いきなり話しかけられないよ…って人は、スポンサーブースがおすすめ。あたりまえですが、絶対に断られません(笑)。3日間あるので、1日目で顔見知りになったら、きっと2日目以降、気持ちが楽になるのではないかと思います。
 もう一つおすすめなのは、Day0であったような初心者向けの優しいセッションや、ワークショップに参加してみること。だれでも参加OKな懇親会に参加してみること。絶対誰かと話ができます。きっかけができます。言いたいことは、まず1回話してみる!ってことです。

(3)第3に、自分をよく見せようとしない
 とはいえ、参加者のみんなが自分よりすごそうだなぁって見えると、「自分なんか…」って思う人もいると思います。私もそうです。だって実際私なんかはアジャイルの初心者もいいところで、見えるだけでなく事実そうなんですから。でも、それを自覚したところで、急に有識者になれるわけでもないし、急に経験が増えるわけでもないわけです。多少準備が出来たところで、少なくともイベント中にいきなりレベルアップなんかできやしません。
 だから、大事なことは等身大の自分でいることだと思います。見栄を張らずに、今の自分でできることを、ただ、そのままやる。有識者には「わからないから教えて」って質問をすればいいし、自己紹介でも「自分はよくわかっていないんで勉強しに来ました」って言えばいい。

 勝手に信じていますがアジャイルのイベントで、わからないっていう人を笑う人はいないと思います。だから大丈夫です。ここは、会社のプレゼンの場ではないです。詰められることなんてありやしません。安心して自分らしくいましょう。自分らしくいるあなたは、魅力的です。

(4)最後に、自分に期待しすぎない
 どんなに頑張ってみても、上手くいかないこともあると思います。セッションがあまり理解できなくて楽しめなかったり、頑張って話しかけたのにから回ってしまったり、お昼ご飯をひとりで食べることになってしまったり、会が終わってご飯に行く参加者を尻目に家路についたり、人に疲れてしまって話をする元気がなくなってしまったり…
 でも大丈夫です。それが意味することは、『今回はそうだった』ってことだけです。これまでどうだったかはもちろん、これからどうなるかとは関係ありません。だから、次にうまくいけばいいやって考えればいいんです。

 それでも、もし、落ち込んでいるなら、その裏に『自分は、本当ならもっとうまくやれたのに』って気持ちがあるのかもしれません。それはそうなのかもしれませんが、人間はコンディションや相性や環境によって実力が出せないこともあります。そういう日だったのかもしれません。
 だから、そんなときは、自分に優しくしてあげたらいいと思います。よく頑張ったねって、自分に行ってあげるとよいと思います。ゆっくりお風呂につかって、ぐっすり寝ましょう。少なくとも、明日のあなたは、今日の経験を経て成長しているのですから。

 冒頭書いたようにちょっと調子に乗って書きましたが、なんかまだ書きたいこといっぱいあります(笑)。最初のひとことはどんな言葉がいいか、とか、まず大きな声であいさつしてみよう、とか、初参加者の人を探してみよう、とか、たくさんの人と話すよりも誰かとゆっくり話してみよう、とか、SNS上で参加者を探して事前に話したい人を探しておこう、とか。自分が今回できていないことも含めて、いろんな初めての場所で知り合いを増やしてきた自分なりのTipsはいろいろあるなぁと思いました。

せっかくだからもっときちんと整理してプロポーザル出してみようかなぁ…

ひとまず今日はこの辺でやめておきます!

③参加したセッション

意外に?想定通り?①②が長くなったので、Vol.2で書きます!

※途中でやめただけとも言います(笑) あと、推敲していないほぼ一発書きなので、あとで直すかもしれません!写真やリンクも載せようと思ったのに全然載せていないし。ご容赦を!

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