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道をあゆむ7 好き嫌い

好き嫌いってありますか??

なぜ嫌いなのですか??


見た目が無理、食感が無理、味が無理、なんか無理って思って、避けていることが多いでしょう。

一方で、その見た目が良い、食感が最高、味がたまらん、おいしい、と思っている人もいます。

嫌だ、嫌いと思っている人がいる一方で、それが嬉しい、好きな人もいるのです。


これは世の中のあらゆることにも当てはまります。


梅雨に入り、雨が嫌だな〜と思っている人がいる一方で、恵みの雨と思っている人もいます。

Twitterの閲覧制限も不便だと思っている一方で、日常生活に目を向けれるようになったと喜ぶ人もいます。


人も一緒です。

あの人が嫌いと思っていても、その人を好きな人、大事に思っている人が必ずいるのです。


好き嫌いをなくすにはどうしたら良いでしょうか。

食べ物は、細かくみじん切りにしてわからなくしたり、好きな味付けを利用して食べられるようにしていったりする方法がよく使われます。一方で、これは根本的な解決にはならないので、好き嫌いを直すには「キライな食べ物が入っていると認識し(させ)、少しずつ食べる」のが有効だとも言われます。そのために、実際に育てるなど、その食べ物に親近感を持つような活動をするのも一つの方法でしょう。また、嫌いということを受け止めた上で時間を置いてみると、食べられるようになっているパターンは子どもによく見られます。


翻って、嫌いな人には親近感を持つ体験など自分からできにくいでしょう。その時はちょうど子どもの好き嫌いを親が直していくように、誰かに頼るのも一つの手です。嫌いな人の許せる一面が見れたら、ある意味細かくみじん切りにして食べられるようになったのと一緒です。いずれ好きになることもあるでしょう。第一印象が最悪なところから恋人になるというラブコメはあるあるなのです。

また、時間を置いてみれば、自分の気持ちが変わって、「あれっ、こういう人だっけ?」と嫌いな人と思わなくなることも十分ありえます。


物事には良い面もあれば悪い面もあります。食べ物も人も、嫌いだから無理という訳ではなく、この方法なら、この面なら大丈夫という部分を見つけていけば、いずれ好きに変わっているかもしれません。嫌い=拒絶の図式をなくしていくことが幸せを掴む一歩なのです。



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