経営者に必要な先読みの力とその力のつけ方
あなたの今日一日のスケジュールはどのようなものでしたか?
また、それはどれくらいの想定内のことがあり、どれくらい想定外なことがあったでしょうか。
例えば、朝はまだ晴れていたけど夕方には雨が降るとわかっていたら、折り畳み傘を持って行ったり、置き傘を使うなど事前に考えることでしょう。
僕は、仕事においてもそうした「先読みの力」が大事だと思います。
打ち合わせの時間に行くとき、電車は遅れていないか?
迂回してもちゃんと間に合うか?
直前に資料が必要になった時に用意できるよう、30分前には近くにいて準備した方が良いか?
先輩経営者に、セミナーなどの開場待ちで常に先頭にいて、最前列に座られている方がいらっしゃいます。
20年以上のキャリアがありながら、誰がどう考えても無理な理由を除いて、一度も遅刻されたことがない方もいらっしゃいます。
膨大なタスクを持ちながら、一つとして期限を落としていない方もいらっしゃいます。
それぞれの事柄を見れば、当たり前のことかもしれませんが、常にやり続けるには、どんな状況にあってもやり遂げるための準備が欠かせないでしょう。
さて、人生においてはいかがでしょうか。
あなたの老後の生活、その前にあなたのご両親が老後に突入した時。
直近で言うと、ご結婚されたり、お子さんができた時、そして習い事をさせてあげたいと思ったらどれくらいお金がかかるか。
一般的なライフスタイルの変化もさることながら、経営においては常に選択の連続です。
そうした選択の一つ一つにおいて、どんなことが起こるのか事前に先読みをして行動していくことが大事になります。
まずは明日一日からどんな一日にするか、寝る前に考える生活をすることから始めてみましょう。
先読み力はこうした一つ一つの行動からついてくるので、大事にしていくと面白いと思います。