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少し……官能的に…

交流が始まり2年ほど月日は経っていた。
わたしは会社員を一旦やめ…自宅でパソコンを使い個人運営の起業をしていた。そこそこ軌道にはのっていた。(現在は会社員に戻っておりますが…)

時間の使い方は自由にできるので……わたしには向いていたと今でも思っている。

ある日…

たか様のホームページのトップページに…

目を疑う内容が書いてある。

■たかさんが、○月○日○○市で書籍サイン会を開催いたします!!

腰を抜かしそうになった……。
その理由は…わたしの住んでいる街だからだ……。

うっそ~~~ん🎵

何度も読み返した。
間違えてはいないようだ。

サイン会には女性も足を運びやすくするために…書店にて女性向け書籍のサイン会を開く設定にしてくれているようだ。神だ!ジーザス!オーマイガー!

当然のように…
私設サイト運営をされてらっしゃる方から(この方とはご当地名物を何回か送り合う仲)……

蛍さん、サイン会のレポートお願いいたします!わたしのホームページに載せること、たか様にも了承もらっているからね……。

え~~~

その前に……
わたしは最大の難関をクリアしなければならない……
お付き合いしている彼にこの件を説明していないのだ。

この2年の間の秘密工作を1度も告げていない……汗っ

さあ。どうするわたし。
絶体絶命(笑)

彼氏とパソコンでチャットを開始…

あのね……
お話したいことがあるの。

彼はいつも冷静かつ優しさに溢れていた。

優しくどうしたの?と返事がくる…。

わたし……2年程前からかとうたかさんのファン交流をしていました。それで今回こちらにきてサイン会を開く運びになり…わたしがお仲間にレポートを頼まれたのです。行ってもよろしいでしょうか?

彼から返事がくる

場所は?日にちは?何のサイン会?

答えるわたし……。

彼からの返事

ぜったい行っちゃ駄目です!!

そうきたか……。

わかりました。そうします。

彼に悩み事を作ってしまった…トホホ
きっと…わたしたちの交わりにわたしが不満をもっていたのかもしれない。
自分では何か満足できないことがあるのか?さまざまな気持ちをいだかせたに違いない……。悪いことをしてしまったな…。

仕方ない。

秘密工作最終目的は達成しないと意味がないのだから…
心を強くもち、○月○日行くとしよう!

さてと……
何を着ていこうかしら
髪型は……
化粧は…

ルンルン🎵

つづく

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