プライドが高い?
50年も生きていると…悪友、腐れ縁のような友人もできる。過去にわたしは腐れ縁の友人と絶縁したことがあるのだ。
友人は2度の離婚をし実家に戻ることになった……。タイミング悪く勤務先からもクビをつげられ…無職になってしまった。
夜中近くに携帯が鳴る……。
何事かと思ったら…これから離婚裁判をしようと弁護士に相談しているが…
さまざまな悩みを抱えていて混乱している様子が伝わる。
まずは……一旦落ち着かせて
顔を見てお話をしましょうとなる。
時がすこし経ち…
彼女は『うつ病』にもなっていることを知る……。
かろうじて、慰謝料と傷病手当金が給付されることとなり……今の生活には支障をきたさないと感じた。
毎日、自宅にいても退屈だろうし…週末ウォーキングを提案してみた。お薬のせいか、以前よりかなりふっくらしたように見えたし、わたしもちょうど運動を何かしらしたいと感じていたからタイミングがよかった。
彼女も賛成してくれ、彼女の体調の良い週末だけに限り歩いた。
一緒に働いたこともあるので……
話題には困らないし…悪友みたいな感じなので……気軽に冗談もいえる仲。
ただ、彼女のメンタルな部分まではきちんとわかっていない。
こちらが元気づけようとする会話が、彼女には傷つく言葉かもしれない。
取扱説明書が必要だし…デリケートな話にはわたしなりにかなり言葉を選んだつもりだった。
彼女自身……
第一の悩み事が家族との同居
第二の悩み事が早期復職
寄り添い…ときには、優しくはっぱをかけていたつもりだが、病気が寛解していない以上…復職はしないほうが良いと感じてはいた。
ある日の夜中にメールの音が鳴る…
仕事関係?
親戚?
友人からだった。
わたしの誹謗中傷のオンパレード
まぁ、まともな精神状態ではないし…お薬の副作用かもしれないと咄嗟に感じ……返事はしなかった。
が……それが何度か続き
わたしも生活があるし
一喜一憂している時間もとれないし
正直に距離を置きたい
もしくはそちらが希望であれば
絶縁でも構わないと
短く送った。
ひとこと
すみません…
これだけだった。
7年後
わたしの父の葬儀に
彼女が参列してくれた
当然……お話をする
なんと3度目の結婚をしたと言う。
わたしはびっくりし
思わず『ハリウッド女優かよ!』と笑わせた…
ご主人にもご挨拶し…
3回目なので何卒宜しくお願いいたします!と本音半分、冗談も半分で笑わせたが……
うーん。
依存症だな……。と感じ
また、友人関係を再会させた。
距離感をうまく保ち…
わたしからは連絡しないように
しております。
年齢的にも落ちついたので
ふたりとも
にのてつは踏まないように
気を付けます……。
ふぅ。(笑)