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家賃に関する新思想~最低賃金の30%を目指そう~

アパートの更新という困った慣習

今住んでいるアパートの更新の時期が来た。

関東の賃貸にはどういうわけか2年ごとに契約更新がある。
その際、更新手数料として、家賃1ヶ月分とられるのが相場だ。
火災保険や家賃保証会社への支払いの他に、毎月家賃の4.2%程度を更新手数料代として貯金しておかないと、大変なことになる。

家を借りる時も、書いてある家賃よりも高くつくことを踏まえておかないといけない。

反省

そもそも私はつねにどんぶり勘定なので、他の人より出費が多い気がする。
道を歩いていて甘栗とか勧められるとつい買ってしまう。
また油断するとスマホゲームや夜の店にはまって数百万円使ってしまったりする。

生活能力に疑義がある。
前のカミさんと秒で別れたのも、そのへんが問題だったのかもしれない。

家賃にこだわる

どんぶり勘定人間は、固定費をなるべく下げておかないと簡単に死んでしまう。
固定費の最たるものは家賃である。
これはおおいにこだわっていかないといけない。

よく家賃は手取りの30%までというが、これは高すぎると思う。
自分の場合、25%ぐらいまでにしておかないときつい。
なるべくなら20%に押さえておきたい。

家賃の新発想

思うに「手取りの30%」というのは、今の自分の手取りではなく、仮に失業したとして、急場をしのぐべくバイトをした場合の賃金をもとに考えるべきではないか。

東京の現在の最低賃金は1,113円である。
一日8時間、月20日働けたとして、額面で178,000円ほどになる。
所得税計算ツールによると、その場合手取りは約142,000円だ。
手取りの30%とした場合、許容される家賃は42,600円となる。

かなりシビアな数値が出た。
これは23区の南のほうだと厳しい。
普通の物件に住むには、北部か東部を目指すしかない。

一応23区の南のほうでも、風呂なしならば許容家賃以下の物件は多数ある。
しかし風呂なしはエアコンなしが多く、考えなしに飛びつくと熱中症の危険性が高まる。

また銭湯は毎日行くと、月15,000円くらいかかる。
シャワー付きのジムに行くにしても月8,000円くらいはかかるだろう。
風呂なしを選んだばかりに逆に損をする可能性がある。

家賃を下げて人生のコントロールを取り戻そう

しかし逆に考えれば、東京にお住まいの場合、家賃が4万円程度に押さえてあれば、何かムカついたことがあって会社を急にやめてしまっても、なんとかなる可能性が高まる。
何しろ会社を辞めるという選択肢ができるわけだから、人生のコントロール感が高まり、結構なことである。

実際、去年、自分は会社を辞めたのだが、その後まったく働かず、毎日細長い公園でご老人たちと戯れたり、キャバクラに通ったりして過ごしていた。
しかし、家賃が5万円弱だったので、リボの借金ができたのと投資信託をすべて解約したのとでなんとかなった。

ん、なんとかなってない?

追記

勉強になりました