40年前に駅がなくなろうとも、そこは都会である
ガソリンの値段がまた上がったという。
NHKのラジオニュースで聞いた。
大変な話だ。
さっそく減税するがよいと思う。
しかし人一人の力では減税はできない。
政党の諸君が頑張っている間、一市民は手をこまねいて見ているしかない。
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先日、帰省していたら、母がケーズデンキに行こうという。
私と父と母と、三人で向かう。
ケーズデンキは我が実家から見て目と鼻の先にある。
たかだか500mぐらいの距離だ。
しかしそこには地方の感性がある。
父母は車でいくという。
私だけ歩いていくのもなんだか申し訳ない。
そこで500mの道のりを車で行くことになった。
なんとも馬鹿らしい。
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我が実家の属する一体は果たして田舎だろうか。
腐っても人口10万人の地方都市である。
田舎だと思っている住民が多いかもしれない。
しかしそれは東京と比べるから田舎なのである。
牛丼屋があるし、スーパーもホームセンターもユニクロもある。
ぽつんと一軒家の人たちからしたら十分メトロポリスである。
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さらに我が家が立つ地面は、かつて駅から徒歩3分の駅前一等地?であった。
一等地もクソもないような小さな駅だったようだが…
それでも小さな建物がそこら中ぎゅうぎゅうづめに建っていて、街の雰囲気がある。
国鉄民営化と時を同じくして駅が廃駅になった。
かつて存在した商店街は今や見る影もない。
しかし街の構造はそんな一朝一夕では変わらない。
今だって徒歩圏内に様々な施設を有しているのである。
私の両親含め地元の皆さんにおかれては、ぜひ都会民としての自覚を復活せしめ、自信を持って出かけてもらいたい、徒歩で。
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ゾンビ映画の廃墟に住まう人がそうであるように、今日の我々にとってもガソリンの節約は自己防衛である。
片道一里までは歩け、あとつみたてNISAを積み立てろと、財テク系YouTuberも盛んに喧伝しているに違いない。
かくなる上は私も怪しげなるYouTubeチャンネルを立ち上げ、「片道一里の歩行とインデックスファンドがFIREへの近道」とまくしたてるほかないのだ。
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飯の記録 近日復活