趣味で翻訳することについて
私の趣味は英米小説の翻訳である。趣味なので見返りはない。ついでに言えば、訳しても権利関係で発表の場はない。
やり方はプロの方々と変わらない。テクストを穴が開くほど読み、文法書や辞典類、インターネットなどのあらゆる手段を使い不明点を解消して、日本語に訳す。とても楽しい。そう、楽しいのだ。
翻訳者になりたい人は多いのに(私もそうだった)趣味で翻訳をする人はそれほど見かけない。私の目に入らないだけかもしれないが。
外国語を学ぶことにも見返りはない。だがそれでもいい。同意してくれる人も多いだろう(そうであってほしい)翻訳もそれでいいではないか。
お金にならなくても、翻訳をしているととても楽しい。それでいいではないか。