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育休はキャリアの中断なのか

すんごい、よくわかる。
育児ってタスクが無尽蔵に増えていく。しかも昼夜を問わず。

日々日々成長していく様を見ているのは面白いし、人生初という瞬間に何度も立ち会えるのも嬉しい。

しかし、大変なこともたくさんある。
だいたい睡眠不足で眠いし。
服の首元は引っ張られてダルんとなりがちだし、どこかしらに離乳食が付いて染みになっていたりするし。
パートナーと家事育児の分担がうまくいかなくてイライラしちゃうことだってあるし。

そもそも「育休」は子育てのために取得する休暇であって、勉強のためではない。主旨をはき違えるのも甚だしい。

まぁ、育児を通して学ぶことは沢山あるし、気づくこともたくさんあるのだけれど、それらはあくまで副産物である。


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話は少し変わるが「育休」というのは、会社員など組織に所属している人の制度である。
当たり前だが、私のようなフリーランスに「育休」という概念はない。
仕事量を自分でコントロールすることは出来るが、当然、働かなければ収入もないし、保障もない。
さらに言えば、長い休みを取ると、元通りに仕事が得られるかどうかも定かではない。

このキャリアの”中断期間”をどう捉えるか。
中断としてしまうのか、リスキリングだと捉えるのか。

ドナルド・E・スーパー先生のライフキャリアレインボーという考え方に則れば、家庭人というのも立派なキャリアである。

キャリアをどう定義するか。
ただ単順に仕事とするのか、長い人生における役割のようなものとするのか。


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どんなことであれ、頭や体を動かして時間を費やすことであれば、積み上げがゼロということはない。ただ、そこにどれほどの意味を持たせられるかは、自分次第というわけである。

それに、短期的にはネガティブに感じられるようなイベントであっても、中長期的に考えればポジティブなことや、大きな飛躍のきっかけになることだって大いにある。

どのような意味を持つのか、定義するのか。
それは自分のキャリア観次第。

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カトウシンイチロウ / 人生を開拓するキャリアパートナー
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