
心臓が痛むほど
毎日オリンピック。
昔はスポーツ観戦でこんなにドキドキすることなんて無かったのに、東京オリンピック、パラリンピックに引き続き、今回の北京オリンピックも夢中になってテレビにかじりついています。
昨日は男子フィギュアスケートの羽生結弦選手の4回転半へのチャレンジする姿にシビれました。ひょっとしたら4回転半に挑戦せずに違うセットリストにしていれば3大会連続のメダル獲得の可能性はずっと高かったかもしれないけれど、挑戦を続けた彼の姿に思わず「いけー---!!!」とテレビ越しに叫んでいました。
#いや実際には心の中で叫んだだけだけれど
他にも、女子カーリングでは世界ランク1位のスウェーデンに対して、3点差を一気に逆転出来るチャンスを得るなど、これまたシビれる展開も見られました。実際には、チャンスを活かすことが出来なくて負けてしまったのだけれど、世界と肉薄する戦いに、私の心は踊りっぱなしです。
そして、本日はスノーボード男子ハーフパイプで、平野歩夢選手が見事金メダルという成績を残しました。
しかも2位からの最終滑走での逆転劇。なんてメンタルの強さでしょうか。
ちなみに我が家では夫婦揃って平野選手の大ファン。といっても、スノーボードやるわけでもないし、競技のことも詳しいわけでもない。
けれど、彼の朴訥とした雰囲気や多くは語らないけれど結果で示す姿、そして礼儀正しいところに魅了されている。
羽生選手にしても、平野選手にしても前人未到の領域に挑戦している姿に刺激される。
昔、松岡修造さんが幼い頃の錦織圭選手に「世界で戦うなら、もっと自分を表現しろよ!」と熱く熱く語っていた。当時の私は“表現する”ってどういうことなのか全く分からなかった。
テニスは相手がいる試合だから、相手に勝つことだけ考えればいいのではないか?そんな風に感じていた。
けど、最近になって「自分を表現する」ということの意味がなんとなく分かってきた気がする。
戦う相手がいようが、いるまいが、自分が何のためにそのフィールドに立っていて、積み上げてきた努力の成果を示すことが、自分を表現するということなんだろな。
そう考えると、アスリートに限った話ではなくって、ビジネスパーソンでも学生でも誰でも自分を表現するって大事なことだと思う。
さぁ、どんな自分を表現しようか。
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