自己分析を始めた妻。それを眺める夫。

妻がキャリアの転機にいるらしくここのところ毎日頑張って自己分析している。

「なぜ働くのか≒何を実現するために働くのか」を入口の質問として設定して、そこからどんどん掘り下げている。

方法はいたってアナログで、真っ白な紙に、思いつくままにあれやこれやと書き出している。マインドマップが一番近いかもしれないけれど、形に捉われるというようりは、1つ1つ掘り下げていっているご様子。

妻はこれまで、自己分析というものをしっかりとやった経験はなく、今回が初めてということで、暗中模索するような感じで、グリグリと頑張っている。月曜日くらいから始めて、毎晩1～2時間くらい、机に向かっている。

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自己分析をすることで得られるものは何か。
自己分析を肯定する人もいれば、やっても意味はないと否定的な立場を取る人もいる。

私は肯定派ではあるけれど、意味あるものにするには相当なパワーをかける必要があるし、1人でやみくもにやるのではなく、どこをどのように掘り下げていくのか、知見や勘所の働く人がオブザーブしないと、徒労に終わってしまう可能性が高い。中途半端にやるくらいならば、自己分析には時間をかけないか、そもそもやらずに、何かしら新しいことをやってみて、方向性を探る方が良いかもしれない。

ただ、パワーをしっかりかけて、きちんと自己分析することの効果は様々あると考えている。
これから先のキャリアを考える上での自分の軸が見えてくるし、自己理解が深まり、それを受容することで自己肯定感が上がる。自己肯定感が上がると、他者受容も進みやすくなる。
一言で言うと、生きるのが少し楽になるのである。

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私は妻が毎日グリグリと書いたものを拝見し、彼女が描きだしたものから何が見えてきたかについて少しだけコメントする。さらに次にどこを掘り下げるとよさそうか、どのような角度から掘り下げるかについてポイントを提案する。

今日は4日目。
そろそろ何か見えてくる頃。さて、今日は何が出てくるか。微妙に楽しみになっている。