習うは一生。プロになったところが始まり。

どんな仕事でも同じだと思うのだけれど、その職に就いたところがゴールではなく、始まりなのだとつくづく感じる。

例えば、お医者さんであれば、医師免許を持って病院に入ったところがゴールなのではなくて、そこから患者を診て癒して治していくのがその役割であるし、壮大な話になるけれど世の中から病に苦しむ人をなくすことがゴールになる。(もちろん個々人が定めるゴールは人それぞれだが)

料理人であれば、調理師免許を持って自分の店を構えることがゴールなのではなくて、その店で1人での多くの人の胃袋を満たし、さらには心までみたしちゃったりするのがゴールになったりする。


医師や料理人に限らず、その職に就くために、様々な勉強や努力を必要とするという職はたくさんある。私が担っているキャリアコンサルタントという仕事だってそうだ。国家試験に合格しないことには、そもそもキャリアコンサルタントと名乗ることは出来ないし、試験勉強だけではなくって、面談のスキルであったり、様々な人と対面しお話する経験がないと、相談に乗ってアドバイスしたり解決することは難しい。


職に就くこと自体も難しいのだけれど、さらに難しいと感じるのはその職の中でしっかりと価値を提供するためには、学び続けなければならないし、自己研鑽を続けなければならない。
例えば、弁護士などであれば、法改正があるたびにその内容を勉強することはもちろんだし、さらには世の中で起こっている裁判の事例を集めて判例について研究し続けることが必要になる。
エンジニアであれば、どんどんと生み出される新しい技術について学び続けなければ、あっという間に一線から退かざるを得なくなる。


ひと昔前は、手に職をつけておけば将来安心という考えもあったかもしれない。しかしこれだけ時代の変化が速い世の中になってしまったので、何か一つ学べばそれだけで一生食いっぱぐれないというようなスキルなんてないのではないかと思うし、人並み以上に価値を出したり、報酬を得る人というのは、やっぱり人並み以上の努力が求められるのだと思う。


ついつい、うまくいっている側面やキラキラしたところばかりが目立ってしまうけれど、裏側の努力を忘れてはいけない。


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という、なんというか自戒の塊みたいなnoteでした。
学ぶこと自体に楽しみを感じられれば、長く続けられるんだろうな。


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カトウシンイチロウ / 人生を開拓するキャリアパートナー
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