成長曲線のタイプ別に 特徴と働き方を考えてみた
このグラフは、
どこからか引用してきたものではなく、
ついさっき、
私がパワポでチャチャチャと作ったものなので、
なんというか、、、控えめに言って テキトーです。
勘のいい方であれば、見た瞬間に察して頂けたかもしれませんが、これは色々なラーニングカーブ(成長曲線)を示したグラフです。
色によって、曲線が異なるのは、
人それぞれ違ったラーニングカーブがあることを表しています。
ラーニングカーブの特性ごとに、
その人にあった働き方があるんじゃないかと思い、 相変わらず行き当たりばったりに書き始めてみます。
皆さんも自分のラーニングカーブがどのタイプか、 想像しながら読んでみてください。
#全然違ってたらスミマセン
それぞれの特徴
それぞれのラーニングカーブの
特徴を見ていきましょう。
まず全体的なグラフの見方ですが、
横軸 = 時間 なので、
右に行くほど経過時間が長くなることを示しています。
縦軸 = 習熟度 なので、
上に行くほど、理解度が高い、スキルが高い ことを示しています。
赤色のラーニングカーブ
~スタートのダッシュ力を活かす~
この赤色のカーブの特徴は、2つです。
カーブが急上昇しているということは、
短期間で物事を身につける(理解する)ことが出来るということです。
しかし、一定のところまで上昇した後、
ほぼ横ばいとなり、
途中で終わってしまうということは、
飽きたら辞めてしまうということです。
よって、
赤色カーブさんのモチベーションのピークは、
新しいことを始めて、一定の理解を得るまでの間ということになります。
ということは、
職人のように同じ仕事を長く長く続けて、
技能を洗練させていくというより、
事業開発を手掛けるベンチャーのように、
変化の大きな環境で、どんどん新しいものごとにチャレンジしていくような働き方が合っています。
紫色のラーニングカーブ
~粘り強さを活かす~
この紫色のカーブの特徴も2つあります。
まず、
前半の上昇率が圧倒的に緩やかなことです。
即ち、新しことを始めたときに、一定のレベルに達するまでに非常に時間がかかるということを示しています。
しかし、
後半部分を見ると、急激な上昇があり、
最終的には、他の色と比べて高い習熟度に達しています。
これはつまり、
一定の理解やスキルを得るために、
他の色よりも多くの時間(≒ インプットや 経験)が必要な代わりに、
一定量の情報や経験を得た途端に、
大きなブレイクスルーが起こります。
要するに、この紫色カーブさんは、
決して器用ではないけれど、
辛抱強かったり、粘り強さがあり、
妥協をせずに 地道に努力を積み上げていくことができ、コツをつかんだり、何かのきっかけによって、大化けするタイプです。
まさに赤色とは反対の性質と言えるでしょう。
ということは、
学者(研究者)や職人など、専門性の高い仕事や、ビジネスサイクルの長い仕事で、長期的に取り組むことが適して言えるでしょう。
オレンジ色のラーニングカーブ
~弱みがない強さを活かす~
一見すると、特徴のないカーブに見えます。
しかし、
冷静に考えると このラーニングカーブを持つ人は、非常に自律していて、かつ真面目な努力家であることが分かります。
それはなぜか。
一定のカーブを描いている = 安定して努力し、且つ成長していることを示しています。
逆説的な見方をすると、
自分が成長したり、努力し続けられる方法を知っていて、それを実践できているということです。
前述の赤色や紫色のカーブの場合、
得意なゾーン(急成長するタイミング)が限られていましたが、
このオレンジカーブさんについては、
習熟度が浅い段階でも、ある程度深まってきてからも、コツコツと自己研鑽できるという強みがあります。
この特性を活かしやすい働き方を想像するならば、メーカーなどの業務改善であったり、中期的な(3~5年程度)スパンで異動が発生する公務員のような仕事だと、着実に成果を積み上げていけそうなイメージが湧きます。
緑色のラーニングカーブ
~成長を加速させる きっかけを見つける~
この緑の曲線を描く方を たとえて言うならば、
入社1年目は失敗ばかりして、良い成果が出なかったのに、
2年目以降で急成長を見せる新人のようなイメージでしょうか。
何か新しいものごとに取り組んだ時に、
コツ を掴むまでに時間がかかります。
けれども、
何かしらのきっかけを得て、大きく成長します。
この きっかけ は、人によって異なります。
例えば、このようなものが きっかけ になります。
・誰かからのアドバイス
・成功体験
・失敗体験
・身近な人の変化(成長、成功、失敗)
・環境の変化
などなど。
何がきっかけになるかは、
人それぞれですし、
状況によっても変わるかもしれません。
この緑のカーブに当てはまる人は、
自分の過去の経験を振り返ってみて、
自分を成長させるターニングポイントに、
どんな人がいたか、
どんな出来事があったか などを振り返り、
自分の特性やパターンが見つかると、
成長速度を加速できます。
この緑色カーブさんに合った働き方は、
どのようなものがあるでしょうか。
スタートアップなどの変化の激しい環境よりは、
多少落ち着いて時間をかけられる環境の方が合っているように思います。
また、同期や先輩などの存在、助言がきっかけになることを考えると、
多様な人が働いていたり、
社員同士のコミュニケーションが活発な環境がよさそうです。
そういう点では、
様々なチャレンジがあり、刺激に恵まれやすい
メガベンチャーや、
大手企業の 新規事業に携わる部署 なども面白そうです。
青色のラーニングカーブ
~理解力と行動力の高さを活かす~
ちょっと偏見強めですが、
このタイプは最初のチュートリアルをきちんと聞かずに、
勝手にゲームを初めてしまうタイプです。
別の言葉で言い換えると、
飲み込みが早いため、
説明をすべて聞かなくても、
ある程度は理解出来てしまいます。
そして、「オッケー、分かったー」と
見切り発車した結果、
割と早いタイミングで スタック(停滞)してしまいます。
その停滞期間に、オレンジカーブさんや緑カーブさんにも抜かれてしまい、
ちょっとしたストレスを感じてしまうこともあります。
一定期間経過したところで、
先ほどの緑色カーブさん と同様に、
何かしらのきっかけを得て、再び急成長を遂げます。
見切り発車してしまうくらい 理解力や行動力は高いので、
適切なインプットさえあれば、
最終的な習熟度や成果が大きくなる可能性が高いです。
そういう意味では、
このタイプに必要なことは、周りの声をしっかり聴いたり、サポートを求めることでしょうか。
うまく先人の知恵や経験を自分のものにできれば、停滞期間を短くすることができます。
そんな青色カーブさんにおすすめの働き方は、
フィードバックが強め(激しめ)のトップ(経営者など)の右腕なんていかがでしょうか。
#一つだけ毛色が違くない?
青色カーブさんは、
立ち上がりが早く、理解力や行動力もあるため、
トップの方が ポーンと何気なく出してきたアイデアを、
短い期間でカタチにすることができます。
さらに、
トップの方は すかさずプッシュをかけるので、
一番のボトルネックである 停滞期間 を短縮できます。
まとめ
さて、ラーニングカーブのタイプ別に
働き方を考えてみましたが、いかがでしたか?
もちろん、ラーニングカーブのタイプは
ご紹介した5つだけではありませんし、
それぞれのタイプに合った働き方も、もっと多様な選択肢があります。
#これらは全て私の妄想です
ただ、
自分のラーニングカーブ(成長曲線)を知っておくことは、けっこう大事なことだと思っています。
例えば、
周りの同期達がどんどん成長して成果を出しているときに、
自分ひとりが遅れていると、かなり不安になってしまいます。
けれども、自分の成長曲線が紫カーブのようなタイプだと知っていれば、
不安になったり、焦る必要もなくなります。
また、そういった自分の特徴を
一緒に活動するメンバーに伝えておくことで、
協力関係を築きやすくすることも出来ます。
*******
思い付きで書き始めましたが、何とか着地しました。
ちなみに、私は青色+赤色タイプです。
(スタート良くて、停滞し、ある程度のところで飽きる)
みなさんのカーブはどのタイプでしょうか?
お気軽にコメントください。