25卒向けの合説に行ってきた
今日は”キャリアアドバイザー”としてのお仕事。
非常にざっくりとした内容としては、合説に参加している学生に声をかけて、就活状況などをヒアリングして、どこかしらの企業ブースにご案内するというような内容。(もちろん強引な勧誘などはなくて、学生の希望があれば・・・という感じなので、比較的ゆるやかでかろやかな感じ)
私が声をかけた学生は100名弱くらい。
そのうち既に内定を持っていた学生は5%程度で、残りはまだ内定を持っていないとのこと。
さらにそのうちの2~3割くらいは、直近まで公務員志望だったが、そちらの可能性が危うくなってきたので、最近になって民間企業での就職も検討しはじめたというような感じ。
残りの方は、就活はやっていたけれど、これまでは、そこまで本格的に取り組んでいなかったり、頑張っていたけれど思うような結果が得られていなかったり、ちょっと疲れて一時的に休息して最近になって改めて動き始めたというような方。
そのような学生たちに、来場の目的だったり、興味のある業種や職種、ブースを訪問する予定の企業など、ザーッとお話をお伺いさせてもらった。
お話の中で最も沢山出てきた言葉は「自分に合う仕事がわからない」「やりたいことがないので絞れない」といったものだった。
同じくキャリアアドバイザーとして参加していた他の方が話していたのだが「社会で働いたこともない人が自分に合った仕事がわからないというのは、ある種当たり前のことだよね」と。まぁ、そうなのかもなーと半分賛成。
残りの半分は「わからないけれど、それでも選ばなければいけないのが就活と言うやつなんだよなー」と。
「自分にあった仕事がどういうものか分からない、やりたいことがない」という人は、どうやって就活を進めたらいいのか、帰りのバスでぼんやりと考えた。
あまり参考になる話ではないけれど、メモ書き程度に残しておこうかな。
やりたいことがわからない人は、仕事内容から企業を選ぼうとすることを一旦放棄してみるのも考えの一つなのかもしれないな。何か別の企業選びの軸を探す。(第一段階として)
家から近いかどうか
企業パンフレットがおしゃれかどうか
給料がいいか悪いか
”仕事以外”の魅力が感じられるかどうか
そんなことで大事な1社目を選んでいいのか?と各方面からお叱りを受けそうですが、仕事内容で考えるのが難しければ他の軸を持つ必要があると思うのです。あくまで最初のアプローチとして。
で、ちょっとでも興味を持てる企業が見つかれば、とりあえず話を聞く。話を聞いて、さらに興味を持てば、ESを書いてみる。選考に参加してみる。
そんなことをやって、ちょっとずつ経験値を積み上げながら、自分がどういうことに興味を惹かれる人間なのかを自分自身で見極めていくというアプローチが、なんとなくよさそうなのかもなー、なんて。
ある就活生が話してくれましたが「就活って、考えるより動く方が大事。動いたら動いただけ、何かが前に進んで、状況が変わる」と。
そうだよね、その通り。就活に限らず、色々なことがそうなのだよなーと、私自身にとっても、グっと刺激を受けたようなことば。
思考を止めるな。それ以上に行動を止めるな。
学びは思いもよらぬところに転がっているなー。