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利益相反を心配する。

今日も、某企業のインターンシップ選考のため、たくさんのエントリーシートを拝見する。
その傍らで、学生からの就活相談のアポも入っている。

書類選考の業務も、就活相談の業務も、どちらも業務委託で受けているが、直請けではなく、下請けであるため、”誰の”対応をするかは自分ではコントロールがほとんどできない。


これまでに遭遇したことはないが、採用業務に携わっている企業の選考に、就活相談で対応した学生が候補者としてやってきたらどうしようかと一抹の不安を感じる。

事前に、対応する候補者のリストが分かっている場合は、利益相反とならないように担当者の変更を相談するなどの対策ができるが、必ずしもリストが事前に与えられるわけではない。面接開始時間の数分前というようなことだってある。

採用業務はプロとして受けているので、相手が誰であれ、それこそ10年来の友人であったとしても、公平に選考をする自信はある。
自信はあるが、相手がどう思うかは分からないし、第3者的にどう感じるかも分からない。

忖度したのではないかとか、下駄を履かせたのではないかとか、
いらぬ勘ぐりをされても面白くない。

たかだか1回の(しかも1次)面接に便宜を図ったからといって、それほど大きな影響があるとは思えないが、李下に冠を正さずというか、利益相反のリスクは出来るだけ回避したいものである。

細かいことではあるけれど、個人で仕事を受けている以上、丁寧に信頼を積み上げていかないとね。代わりなんていくらでもいるからね。

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カトウシンイチロウ / 人生を開拓するキャリアパートナー
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