働くことと お金と。
やっと、頬の腫れのピークを過ぎたようで、昨日に比べるとコブが小さくなっていた。
このnoteを毎日ご覧頂いている方は「またか・・・」という感じかもしれませんが、先週後半に親知らずの抜歯をした結果、自分でも引くぐらい腫れまくっていたのだけれど、それがやっと折り返し地点を越えたらしい。まだ痛み止めは1日に数回服用しているけれど、それでも終わりが見えてきたのは嬉しい限り。
#抜糸するのは金曜日。また痛いのかな?不安だ。
何気なくキャリアプランについて、脳内であれやこれやと考えていた。
キャリアプランといっても、自分自身の進路のことだけではなく「キャリアプラン」そのものについて考えていた。
なぜ、そんなことを考えるのか?それは私の本業がキャリアコンサルタントだということに他ならない。
キャリアを考えるときに切っても切り離せない関係にあるのが「お金」
やりたい仕事が明確にあったとしても、その仕事から得る収入で生活が回らなければ、副業をするか諦めるしかない。
一方で、何かしらの領域で成功した人の中には「お金は後からついてくる」的なことを言う人もいる。
他にも転職するときに「年収○○〇万円以上」みたいな条件を一つの目安として置く人も一定数いる。まぁ、これは転職エージェントが募集案件を紹介する際に、やみくもに紹介していてはキリがないので、一番分かりやすい基準として置いているという点が大きいのかもしれない。
#お部屋探しの際の家賃と似たようなものなのかも
自分が好きな仕事をしているから、仕事へのこだわりを高く持つことが出来て、成果が上がり、大きな収入につながるのか、
高い収入を得ているから、仕事にこだわる余裕が生まれ、高い成果につながった結果、仕事が楽しくて好きになるのか。
鶏が先か卵が先か みたいな話であるけれど、一応、順番についての考え方はある。
マズローの欲求5段階説がこれに当たる。
アメリカの心理学者であるマズローさんの言うところには、人間の欲求は5つの階層に分かれているらしく、第1階層の欲求が満たされてはじめて第2階層の欲求を持つようになり、第2階層が満たされてはじめて第3階層・・・と欲求は基本的なものから順番に満たしていかない限り、高次の欲求を持つには至らないということらしい。
ちなみに、第1階層にある欲求は生理的欲求で生命維持に必要なもの(睡眠、食事、排せつなど)がこれにあたる。確かに、今日を生き延びられるかどうか・・・というよな時に、仕事のやりがいだのをとやかく言う人はほとんどいないだろう。
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20代とか30代の前半くらいの”若手”社会人の方に「もし十分なお金や資産があったとして、それでも働き続けるか?」と聞くと、けっこうな割合で働かないと答える人がいる。(ちなみに、先日中学生に同じ質問をしたところ、6割くらいが働かないと答えていた)
一方で、本当にお金のために働く必要が無いほど資産を持っている人であっても、実際には何かしらの仕事を続けている人が多い。
キャリアにおけるお金とは何なのだろうか。
時として働く目的そのものにもなることがあるし、働くための基礎を築くためのものでもあったりするし、全く別次元のアイテムとして存在することもある。
お金、無限にあったら何の仕事をするだろうか。
とりあえず家事はずっと自分でやるのだろうな。なんとなくそれは変わらない気がする。あとは今やっている仕事をもっと安価(もしくはお金以外の対価)で続けていくのかな。その時にならないとリアルには想像できない。
あなたは、十分なお金や資産を手にしたときに、何を目的として働きますか?