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PDCAもほどほどに、まずはbaby stepから。
前職の上司であるホロ酔いさんから、よく言われた言葉がある。
「まずはbaby stepからね」
何か新しいプロジェクトを企画するとき、業務の改善を始めるときなど、とにかく何かを始めようとするとき、私は決まってこの言葉を言われた。
baby step(赤ちゃんの一歩)は、文字通りの意味だけれど、いきなり一足飛びに大きな成果を求めるのではなくて、赤ちゃんが踏み出す一歩のように、小さな一歩(簡単なこと)から始めなさいという意味である。
私の悪癖なのか、人はそういう生き物なのかは分からないけれど、ついつい大きな成果を求めたくなったり、背伸びしたアクションプランを作ってしまう。
結果、どこかで躓いて最終成果までたどり着かないか、悪いときは最初の一歩目の段差が大きすぎて、踏み出せないままに時間だけが経過してしまう。
ホロ酔いさんは、まずは行動を起こしてみて、その後で高速でPDCAしましょうという考えを推奨している人だったから、モノゴトが動かないで停滞していることをヨシとしない。停滞するくらいなら、ヨチヨチ歩きでもいいからとにかく進めという教えだった。
(とはいえ、最終的には成果もゴリゴリに求められるのだけれど)
そんなことを考えていたところ、素敵な言葉をnoteで見つけた。
「ビリでも、スタートしなかった人には勝てる」
この言葉は、植田聡子さんのnote(下記)で拝見した。
学ぶ習慣がある人はどんどん学んでいく
そう、スタートを切れば勝てる可能性がある。スタートラインのところで止まっていては、絶対に勝てない。
大きなビジョンなんてなかったとしても、まずは歩み出してみることが何より大事なのだ。
4月になり、多くの新社会人がビジネスパーソンとしての人生をスタートさせているこの頃。何をやればいいのか分からない人もいるだろうし、逆に大きな目標を掲げて燃えている人もいるだろう。
いずれにしても、まずは何か「実行する」ことが大事。意味は後で考えてもいいくらいだ。
本当は効率とか、有効性とか、コスパとかあれやこれや考えて動く方がスマートなのかもしれないけれど、あるかどうかも分からない正解を求めて考えすぎるよりは、動いて(時に叱れつつ)行動を修正しながらまた動いていく方が、圧倒的に早く進めるだろう。
というわけで、
今週の標語は「まずはbaby stepから」で。
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