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ずいぶん前に録画していた番組を見た。
40年近く前のヒット曲の裏側について話すものと、30年ほど前に行われたあるトップアイドルのライブ映像。


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歌番組でも頻繁に”懐メロ”が取り上げられているのを見ながら、私はてっきり番組の製作スタッフが”高齢化”していて、若いアーティストや曲についていけなくなっているのだと思っていた。いや、今も思っている。或いは視聴者が高齢化しているから、そこに合わせているのか。

一方で、いつの時代も”レトロ”を愉しむ若者というのも一定数存在するし、時折レトロブーム的なものが興っているし、ファッションなんかは25年~30年周期で流行りのサイクルがある。


そんなことを書いている自分だって、もうとっくに中年になっていて、若者からあれやこれやと揶揄される世代になっている。


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本屋の平積みを見ても思うのだけれど、感覚的には6割くらいは私が学生だった頃とタイトルの並びが同じなのではないかと思う。

本当によいものだから残っているのか、新たに良いものが生まれていないのか。良いものが生まれているのに、それを見出す力が欠けているのか、誰かが感覚をアップデートできずにいるのか。


懐メロを聴きながら、そんなことを思う夜。


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