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ポジショントークをポジティブに捉える

ポジショントーク
ポジショントークとは、自分の所属する組織や部署に有利な情報しか話さないこと。自分にとって有利になることばかり恣意的に選んで話し、自分に都合が悪いことは話さず黙っているようなトーク(語り方)。
(金融用語)自分の「ポジション」に有利な方向へ相場を動かす目的で、人の心理を操作するための発言をすること。

wikipedia

自分が得をするために、情報を恣意的に取捨選択しながら発信する。
この説明を見ると、ずいぶん印象の悪い言葉である。


しかし、少し拡大解釈してみると、違った捉え方もできる。

自分の損得のためではなく、自分が担っている役割に準じたメッセージを発信する人ならば、どうだろうか。

例えば、元々の性格的には内気で悲観的な人がいたとする。
その人がある組織のリーダーに任命されたとしよう。
リーダーの役割や期待される行動としては、メンバーのモチベーションを高めたり、目標達成に向けてアクセルを踏めることだとしたときに、本来の性格的には悲観的であるけれど、リーダーとして、前向きで力強いメッセージを発信する。ポジションの役割に準拠した情報発信であり行動をとるということである。

このようなポジショントークならば、組織にとって多くの人にとってプラスの影響が大きくなる。

個人的な性格や価値観よりも、役割を優先するポジショントーク。
いかがでしょうか?


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