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多分石窯をおかずにどんぶり飯100杯いける
5月29日(土)、いよいよ石窯の設置工事が始まった。予定工期は7~10日程なので、早ければ6月6~9日には完成する。
既出だけどイメージ図です。ウチの石窯はこんな感じになる。
なかなか更新できていなかったけど、先週末までに石窯の煙突を出す工事をしてガレージの壁に50cm角のでっけぇ穴が開いていて、泥棒が入りたい放題だった。
。。。あかんやん!
ということでちゃんと仮止めして穴は塞いであるので大丈夫です。
金曜日に有休をとってがんばって片付けた。受け入れ態勢ばっちりや。
で、5月29日当日。9時集合の約束だったので、10分前には迎えられるように準備していたら8時半前に電話がなって「着きました」と。僕はパジャマを豪快に脱ぎ捨て(るイメージできちんと脱いで畳んで)、ヤッターマンのごとく素早く着替えを終えて石窯を作っていただくエトセ工房さんを出迎えた。
9時に石窯の土台となる鉄製部品が届くとのことだったので、僕の車と石窯屋さんの車を近所の駐車スペースに止めさせてもらって、鉄工屋さんを待った。
ウチはパン工房がめちゃくちゃ狭い。通常のブロックや耐熱煉瓦のみで作っていく石窯ではなく、鉄の箱を先に入れておいてからその中に耐熱煉瓦を組んでいく手法で作られていく。少しでも中のスペースが広くとれるようにと、おやっさんが考えてくれた結果だ。
そうこうしているうちに鉄工屋さんが到着。一人で運んでこられたので僕も手伝って荷を下ろす。
石窯の入口のフタ部品とロケットストーブ部分。
ホイロ(発酵器)部分。
石釜の下段部分。左側がホイロ、右側がロケットストーブになる。
ここからどんどん組み上げられていく。
ここまでで2時間くらい。鉄工屋さんは11時くらいに帰っていき、そこから石窯屋さんの荷下ろしをした。
ありがたいことにお昼ご飯を奢ってくれるとのことでみんなでうどんを食べに行く。午後からは耐熱煉瓦を組んでいく作業となるが、ここからは僕の出番はないので自宅でいろいろとやりながら自宅待機。
でもめちゃめちゃ気になるので、ちょいちょいと顔を出す。
ロケットストーブ部分が組あがって作業終了。16時半くらい。
土曜日の作業はここまで。日曜日は用事があるとのことだったので、工事再開は5月31日(月)からとなる。
平日僕は仕事で作業風景を見ることができないから、今日はしっかり堪能しようと石窯(製作中)の真ん前に脚立をおいて石窯(製作中)を眺めていた。
やべぇ、、、飽きない。
どうしよう。石窯(製作中)の前から離れられない。
いろんな想像が掻き立てられる。
ここで、石窯でパンを焼いている僕がいる。
もちろん想像ばかりではなくて、この狭い攻防の中で何をどんなふうに配置すればいいか、など現実的なこともたくさん考える。
時間があっという間に過ぎる。
あぁ、もっと石窯(製作中)を見ていたい。これを見ながらご飯をどんぶり2杯は食える。
。。。はっ!Σ(゚Д゚)
初日の終了時の状態でどんぶり2杯のご飯が食べられるなら、もし石窯が完成しちゃったら僕はどうなってしまうんだろう。ご飯をどんぶり100杯は食べられるんじゃないか?
やばいやばい。。
このコロナ2年ですっかり体重が増えちゃったから、ご飯を沢山食べてないで運動しなきゃね。
さて、これでようやく本格的に進んできた。石窯は完成後に2ヶ月自然乾燥をさせなきゃいけない。8月から火入れを開始できてやっと石窯で焼く練習ができる。
僕はまだまだパンも上手に焼けないし、経営のこともまだよくわからない。
もっともっと練習しなきゃ。
もっともっと勉強しなきゃ。
11月のオープンを目標に、たくさんの人からおいしいって言ってもらえるようなパン屋を目指して、今日もがんばるぞっ!!!