A case of you
カナダに夢を預けている少女と話した時
Joni Mitchellの曲が頭に流れた。
あなたはまるで私を流れる、苦くて甘い聖なるワイン
ダーリン、あなたであれば1ケース分飲み干したって
自分の脚で立てるわ
私ひとりで立てるわ
僕らの身体に流れているのは聖なるワインなんだろうか。
甘みなんて感じないし、勧めても好き好んで飲む人はいないだろう。
ただなんとなく分かるのは、どんなに苦くても、このワインを飲み干さなくては次に進めないのだろう。
気がつくともう口元まで運ばれていたグラスに対して、より勇気の出る態度を、いつも選んでいたいのだ。
飲み干した後にはその脚で立って、色んなところへと行くのだから。