嵐の“ワクワク”学校2019 を観てきました。
大阪ドームで、嵐の“ワクワク”学校2019 を観てきました。
(ネタバレ部分があります。ご注意!)
妻が嵐の大ファンで、我が家では嵐の映像を目にしない日はほとんどありません。
ザイオンス効果はちゃんと証明されていて、私も、娘たちも、嵐が大好きです。
今回は、Hey! Say! JUMPとの共演なので、Hey! Say! JUMPのファンの方も申し込むという難関にまさかのチケット当選、初めての生嵐ということになりました。
嵐の“ワクワク”学校はコンサートではなくて(歌は最後に1曲だけ)、ざっくり言ってしまうと、ライブの教育バラエティーというような内容、ドームの2階席から見えるステージ周辺にいるスタッフは豆粒くらいにしか見えません。
とはいえ、初めての生嵐、大阪ドームも中に入ったのは初めてです。ミーハーな私はワクワクしながら開演を待ちました。
同行したのは知的発達障害のある娘一人、娘は気分の波が大きくてムラがあり、突然大声を上げることもあります。
機嫌の悪いのが空腹時に重なると、泣き叫んで混乱してしまうこともあるので、昼は軽めにし、17時開演の90分前、娘の好きなサイゼリヤで食事を取り満腹状態に、その後、比較的行列の短かかったそのビル内の女子トイレ(ドームの隣のイオンの女子トイレは長蛇の列でした)にも行かせて準備万端、
『声を上げたりするのが抑えられなくなったら、すぐ外に出るよ』
と何回も言い聞かせて、入場したのでした。
幸い、座席は2階席だけれど一番前で通路側、途中でトイレに行くにも苦労せず、ドーム内の音は大きいし、観客は嵐の方に集中しているので、たまに娘がちょっとした奇声を上げる位はほぼ問題なくて、また、客席みんなが立ってダンスをする時などは、娘も機嫌よく踊っていました。
ところがです、Hey! Say! JUMPの 伊野尾さん単独の映像が流れている時間帯になって、娘がアイフォンを取り出して、ゲームアプリをしようとしはじめたのです。
「ここは、アイフォン使われへん、しまっとこね」
と、注意すると、一気に不機嫌モードに。
「ほら、めざましに出てる、兄ちゃんやで!」
効き目ありません、むしろ逆効果でした。前の手すりに臥せって泣き出しました。
・・・・・ 伊野尾め!
「もう、帰るか?」
と、促しましたが、娘は首を振りました。
何年か前なら、娘は直ぐに外へ出ようとしたと思います。
娘は、自分だけジッとしてられないのを、自分の手を強く握り絞めたり、叩いたりして、なんとか我慢できるようにはなってくれたようです。
午前の部に見に行っていた妻から、最後は歌で終わるので、歌の前か途中で出ないと、出場制限がかかるので、なかなか出られなくなる、という情報を得ていましたので、
『最後の歌になったら帰ろうね』
歌になっても、娘はずっと手すりに臥せって泣いていましたが、歌が終わるころになって、出場制限がかかるのを知ってか周りで帰り出すひとがポツポツ。
娘は、その人達をみて、ようやく『帰るん!』と呟きましたので、急ぎ足で外へ向かいました。
☆☆☆
嵐のメンバーとHey! Say! JUMPのメンバーが、バレーボールの試合をするコーナーがありました。負けたチームには罰ゲーム。 試合は、Hey! Say! JUMPの勝利でした。
罰ゲームの時、二宮さんが、『3連敗』と嘆いていました。
その時、この公演は大阪では3回目の最終公演、私にとっては初めて観る公演だけど、嵐とHey! Say! JUMPの皆さんは3回目、という当たり前のことを思い起こしました。
ということは、先ほどの過去のビデオ映像から出されたクイズ、嵐とHey! Say! JUMPの皆さんが、そのビデオを初見のようにボケた解答をしたりしていたのは?演技?それとも、各回違う画像と問題が出てる???
そう考えた時、昔、大阪のラジオのパーソナリティーが、
「東京のラジオは、ボケも突っ込みも、言うセルフ全部、放送作家が書いた台本がある」
だから、東京のラジオは、面白くないんや!と言っていたのを思い出しました。
3回とも、内容を変えるのは考えにくい、それに学校の授業のようなスタイルだから、初めて観る、初めて知る知識というリアクションは、間違いなく演技…と、今更ながら納得いたしました。
その時から、最初の『嵐に逢えた感激のミーハー気分』は遠のいてしまいましたが、演技のなかのアドリブ探し、今噛んだのはマジ?とか、そんなことを推測しながら、楽しませていただきました。
☆☆☆
コンサートツアーの方も、娘と2人でのチケットが当たっているので、楽しみにしています。