いじめも、不倫も、他人事ですから
兵庫県知事選挙、さいとう知事が再選されましたね。
SNS VS 旧メディア
SNSが さいとう知事を当選させたんや!論調が乱れ飛んでいるのに 多少違和感を感じます。
投票したのは兵庫県民、兵庫県民が賛否両論デマも含めて溢れかえる情報、自身の思いに近いSNSやメディア情報から、今回の投票結果に至ったはずです。
ちょっと、兵庫県民をバカにし過ぎではないかと。
今回の 知事の不信任→退任は、つまるところいじめが原因と考えています。
人一人自殺に追い込んだいじめ。
倫理的にどやねん?の選挙です。
でも、 県民にとっては、今回のいじめは、直接的に県民に及ぶモノでなく、行政組織内の出来事でしかなかったからではないか?
例えば、
仕事場に近く、頻繁に昼ごはんを食べに行く、美味しくてリーズナブルな飲食店、その店主のいじめで 従業員が自殺のニュースで、しばらく閉店。
近くにも飲食店は数店あれど、有機野菜!無添加!と謳ってるけど不味いし高い店や、注文したのは残すな、これは塩で、しょう油を使い過ぎるなと、うるさい店など。
以前のお店が再オープンしたら、やっぱり戻ってしまう、そら、お客さんは責められません。
ただ、まだまだ、根強い
いじめられる側にも、問題がある
残念ながら、若い世代にもある認識。
いじめはアカン!
それを、見逃す、放置するのは、モラルに反している、重々承知してるけど、
いじめられる側にも、問題があったようだ
は、モラルに反した自分を正当化する言い訳、都合の良い情報に違いありません。
問題があったとしても、いじめの事実は消えないはずやけれど。
「あの従業員、女グセが悪かったらしいね」
そんなウワサ話が流れ出す。
どっちもどっち?になると、いじめてた方の店主に、
閉店、大変やったね
同情こそ集まれど、自殺した従業員に関わりのある人以外は、何事も無かったように、その店に通い出すでしょう。
若い世代が数多く、さいとう知事に投票したようです。
知事の仕事はちゃんとしてるやん。
良し悪しは別にして、若い世代ほど、自分との関わり、自分との距離感、個人的に受ける影響を重視、逆に会社、学校など所属団体、地域へのロイヤリティは希薄になっている気がします。
終身雇用は過去の話、自治会、PTAは存続さえ危うい、地域コミュニティ何のこと?、宗教勧誘されても壺買わないぞっと身構える時代、致し方ないのかもしれません。
ましてや、いじめ、虐待、不倫など、自分に全く影響のない他人事、どうでもいい が本音です。
マクロな社会的正義より、ミクロの個人的影響。
若い世代は、立派な思想、理念より、目の前の現実をCOOLに観察しているようです。
話は変わりますが、若い世代から数多くの票を得た国民民主党、党首の玉木さんの不倫も、その支持に ほとんど影響はでないでしょう。
ただ、SNSの誹謗中傷、デマは許されません。
でも、個人の意見、感想に制限はかけられません。
自殺した職員は、不倫がバレそになったからや…
なんて、裏付けのない、ウソかホンマかのウワサ話でも、
いじめられる側にも、問題があったようだ
を後押しした影響は否めません。
根拠となる事実やデータを示すことができないSNS投稿なら、最後に必ず
『知らんけど。』を付ける
これを義務化すればいい。
ボクは、そう考えます。
そうすればきっと、デマやウワサ話に惑わされるなんて事象は 激減するでしょう。
日本の人は賢いですから。
知らんけど。