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Photo by
voice_watanabe
冬の停電は心臓によくないから。
夕方、家に帰ると妻が
「ついさっき、停電あった」
2~3分で回復したそうで、
「ウチの家だけかも知れんし、色々見といて」
と、妻に言われ、昔の真冬の停電での悲劇を思い出しました。
昼間の停電でトイレ便座を温めるスイッチが切れたままを気付かず、夜中の尿意、寝ぼけた我が尻に容赦ないキンキンの便座の冷たさで、
「キャッ!」
と、我ながらかわいい悲鳴を上げ、たぶん3cmは跳び跳ねて、心臓もキュッと縮まった…
翌朝、いつものように、ちゃんと電源を入れて温まった便座で大を済ませたボクは、夜中、温水洗浄の温度設定までONにしておらず、まさかのキンキンの冷水の直撃を肛門に、再び、
「キャッ!」
… 二度と悲劇を繰り返してはいけない…
案の定、温水洗浄便座はオフ、便座、温水のスイッチを入れて、温度をどちらも『高』に設定しました。
リビングから 妻が
「ウチだけやなかったみたい」
近所の妻の実家も、同じ様に停電していて、ウチだけ断線とかで無かったようで。
トイレの便座、ちゃんと見といたで!
誇らしげに報告すると、
「ええっ? そこだけ?
初期設定に戻ったらアカンやつ無かった?」
ウチは、古い電化製品が多いから、FAXの時計が、2000年1月1日になってたりする…
まだまだ危機管理能力が不足している
と猛反省する、還暦過ぎのオッサンでありました。