『親権』無くして『子権』だけにしたら。
「親権」を「親務」と言い換えたら良い…
ツイッターで見かけた意見。
なるほど!と思いました。
本来、親は養育の『義務』があって、子供の方に養育を受ける『権利』があるのが筋ではないかと。
日本は「子供の権利条約」を批准しています。
⭐⭐⭐
単独親権、日本は遅れているのかもしれません。
確かに、遅れています。
主要な先進国の中で、離婚後の共同親権が認められてないのは日本だけで、単独親権は、父親を軸にした家制度の名残りと言って良いでしょう。
そんなら、とっとと
単独親権➡️共同親権
にしてしまえばエエやないかと。
ところが皮肉な事に、現実にはDVや養育費未払などなどに関する認識が甘い中で、家父長制の名残の単独親権が、DVからようやく逃げて来た母子を守り、養育費もろくに払わず子供にだけ父親気取りの不倫元夫に対抗する最後の砦となっているケースがあります。
色々なケースがあるので、子のためには共同親権の形の方が望ましい場合もあるはずですが、いずれにせよ、親同士で争って、調停が入っても罵り合って、最後は家庭裁判所のお裁きを!って、一番大事な「子どもの権利」が、すっかり置き去りになっています。
大人たちの親権争いで子供が犠牲にならないよう、家裁による上からの判断の前に、国選弁護人のように、子供を補助する第三者を選任して子供に寄り添わせ『子権』を最優先させるアドボカシーはできないものでしょうか。
私が言うのもなんですが、社会福祉士なんて、そういう任務には適任だと考えるのです。
⭐⭐⭐
先日、堺市の児相の一時保護で、虐待もなかったのに乳児と親が一年以上も引き離されるニュースが流れていました。
明石市でも、二年前に児童相談所の一時保護で乳児が一年3ヶ月保護者から引き離された、今回の堺市の児相と同様の件があり、明石市は児相と保護者の間に第三者を入れる方針を打ち出しました。
さすが、明石市です。
この、第三者にも、社会福祉士なんてそのアドボカシーには適任だと思うんですけど。
とにかく、どんな場面でも、
子供を守ることが、最優先になりますように。