売れない理由は自分のせい?逃げる人の末路
こんにちは。本業では正社員SEでプリセールスエンジニアとしてお仕事しているかとみさです。
さて今日は「売れない理由を考える時の思考回路」について。(あくまで考察です)
課題の提起
今回は何かしらお客様にお届けしたい製品が売れない、というシチュエーション、と仮定します。
この場合、売れない理由の課題は「なぜ売れないか」にフォーカスされますね。ここまではおそらく皆さん、自然に頷かれると思います。
では、なぜ売れないか?を考える時、売れていない「今」と、売れているであろう「なりたい未来」を比べてみます。これがギャップの認知、ですね。表現は違えど良くあるフレームワークの型なので、ここについても「ギャップ」という表現についてはご存知の方が大半かな、と思います。
今回は、このギャップを埋める行動(ACTION)を考える時の思考回路、にフォーカスした考察です。
ギャップを埋める=行動
なりたい未来に近づくために自分自身がすべきことはなんだろう。これを考えるフェーズが「Actionを考える」。具体的な行動を考えてみる部分、ですね。
このフェーズにおいて、今日もオフィスで議論していたらこんな意見が出てきました。
「知識が足りない」「ノウハウが足りない」
これ、どう思いますか?
「お客様にお届けしたい製品が売れない」という前提でディスカッションをしている時に「その製品に対する知識が足りない」だから「知識をつける」。
一見、確かに課題といえば課題なんですけど、、よく考えてみてください。「知識をつけたら、売れますか?」
・・・
売れるかあああああああ!!!!
というか、売れてたまるかですよね。
誰も苦労しませんよね。
いや、無駄にはならないとは思います。でも届かないんですよね、情報が。届けたい人に。使って欲しいお客様に。届けて初めて、お客様は購買判断ができる。
逃げる人の深層心理
結局、売れるところまでの導線が描けていないこと。ここに要因があると思って知識が必要、というロジックなのだと思います。
これもわかります。
間違いだとは思いません。
でも「お客様にお届けしたい製品が売れない」という課題解決の施策を考える時、これは落とし穴だと思っています。売れるためのアクションではない。
ではなぜこの思考回路になるのかなと思った時、ふと思ったのは「自己防衛なのかな」と。
売れていないのは自分のせい。知識をつければきっと売れる。だから悪いのは私ではない。たまたまである。きっと私はできる人間である。
。。。いや、できる人間なところは全く否定しないけれども、です。ここは自分のせいというところから一歩引いて考えないと、ずっと苦しい気持ちのまま打開策がわからなくなってモヤモヤしたまま月日が過ぎるだろうと思う。
まとめ
「コト」にフォーカスしてみること。これが結局大事じゃないかな、と思います。自分が頑張ればできる、は、マインドや人に依存している考え方。ここから脱却して俯瞰して見てみることが、ヒントにつながると思うのです。
多かれ少なかれ、「売れない」の現状から打破できない人は多いのではと思います。そうして情報商材なり、スキル習得系のオンラインセミナーなどにポチッとしたくなる衝動も一定数あるでしょう。
課題が「知識がないこと」であれば、補うアクションとして習得するためにコンテンツに投資するのは一案だと思います。
で、果たして今あれこれ考えている根本の解決策は。。。そこ?
ここの視点がないと、永遠に抜け出せないんじゃないかなあ。得た知識を使ってお客様にどう届けるか?までの視野がないと無限ループというか、ドツボにハマるだろうなあ。。。。と今日はこっそり思ったのでした。
皆様はいかがでしょうか。
わたも完璧じゃないですけどね。ぐるぐる思考が瞑想した時の一助になれば、これ幸いでございます。