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現代アート作家(志望者含む)とコレクター向けのメンバーシップを始めました。
かねてからツイッターで予告していた通り、Art Outbound Digestというメンバーシップを始めました。
こちらの新しさは、視点の新しさだと思っています。
これまで日本語で読める現代アートについての文章は、ライターやキュレーターやギャラリストや批評家や研究者が「素人の消費者(美術館来場者)」というペルソナを想定した読者に向けて語るものばかりでした。
それしか無かったの。
ですが、現代アートの世界で最も重要なのはアーティストとコレクターのはずです。
ですよね?
作品を作る人、作品を買う人。
一番大事なはずのこの二つの立場で語るメディアが無かった。
私は現代アート作家ではないですが、作家の立場に立って作家のキャリア開発を支援するコンサルタントではあります。
キュレーターでもマスコミに書くライターでもギャラリストでもないから、誰か特定の作家を持ち上げたり下げたりすることに関わる利害関係も全く無い。
大学教員や批評家でもないので、作家や作品についてクネクネとわかったようなわからんような内輪受け文章を発表してドヤる必要も無い(書こうと思えば書けますけども)。
そんなものを読んだって作家やコレクターにはメリットがありません。
作家が知りたいのは、どうやってキャリアを切り開いていくべきかということ。言わばテクニカルガイド。
コレクターが知りたいのは、今どこにどんな作家がいて、その人の何がどのようにして市場で評価されているのかということ。つまりバイヤーズガイド。
だから、この二つに絞ります。
全ての作家と、全てのコレクターをサポートするメンバーシップ。それがこのメンバーシップのミッションです。
よろしくお願いします!