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note小説 三十路のオレ、がん患者   第3回 母へ宣告

病室に戻り、その日の夜。

ベッドで声を押し殺して泣いた。

オレの人生は何なんだ。
会社を二度もクビになる人間は生きていたらいけないのか。
頑張っていれば報われるんじゃないのか。
オレが生きてちゃダメなのか。

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