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「沈没船ジョーク」から考える 日本人の起業に対してのイメージ

「 いつか私も加藤さんのようにジブンのサロンを持つことが
  夢なんですが、お話聞いてもいいですか? 」

「 私もセラピストになりたいんですが・・ 」

「 週末起業を始めようかと思っているんですが・・」

「 このままいまの会社にいたらやばいと思うようになってきて・・ 」

「 1回きりの人生だからせっかくだからやりたいことをやろうと思うようになりました 」


などなど、

仕事や働き方についてのご相談を昨年からとてもよくいただきます。(特に女性の方から。)きっかけは、コロナ。良くも悪くもコロナは私たちの働き方やライフスタイルを大きく一変させましたよね。

リモートワークなんて数年前はごく一部の専門職の方の働き方と思われていたのがいまでは、すっかり市民権を得ています。リモートワークを推奨しない会社は遅れてる、という見方もあるぐらい。

こうした流れについて、個人的にはコロナによって社会が劇的に変わったのではなく、変化が急加速したという印象を受けます。

何年か先、このコロナが大きなターニングポイントだったと振り返ることになるかと。

さて、急加速しているということは、変化に気付いていない人はどんどん乗り遅れてしまうことに。どんな人が変化に乗り遅れやすいかというと、、、

・会社にいたら安心と思っている人
・定年まで我慢しようと思っている人
・もうこの年齢だから無理と諦めている人
・起業はハードルが高いと思い込んでいる人
・ジブンにはスキルがないと思い込んでいる人
・勉強しない人(行動しない人)

などではないでしょうか。

突然ですが、「沈没船ジョーク」ってご存知ですか? 

世界各国の人々が乗った豪華客船が沈没しかかっています。しかし、乗客の数に比べて、脱出ボートの数は足りません。その船の船長は、乗客を海に飛び込ませようとしますが…。

船長が各国の人を飛び込ませるために放った言葉とは何でしょう?

アメリカ人に対して・・・「飛び込めばヒーローになれますよ」
ロシア人に対して・・・「海にウォッカのビンが流れていますよ」
イタリア人に対して・・・「海で美女が泳いでいますよ」
フランス人に対して・・・「決して海には飛び込まないで下さい」
ドイツ人に対して・・・「規則ですので海に飛び込んでください」
中国人に対して・・・「おいしい食材(魚)が泳いでますよ」
日本人に対して・・・「みなさんはもう飛び込みましたよ!!」


国民性が現れた最高のジョークだと思いますが、日本人の場合、今の御時世、あまり笑えないですよね。今まさに、コロナにより世の中が混乱しているなか、日本人の特徴は良く出ていると私は思います。

日本人はどうしても、大多数に所属していないと不安と思っちゃいますよね。会社員と個人事業主の割合なんて、圧倒的に前者が多い。

総務省労働局の労働力調査を見ても、労働力調査で示された2019年の就業者数は6724万人で、自営業主・家族従業者数は675万人となっています。

約9割が就業者、日本の全就労人口に占める自営業主の割合は約1割しかないんですよね。

この比率から考えてみても、さきの沈没船ジョークではありませんが、個人事業主=不安というイメージを持ちやすいのではないでしょうか。

さて、会社員の方で仕事が楽しい!!という方は圧倒的少数。一方、個人事業主は仕事が楽しい!!と答える人が多数です。(※と感じてしまいますが、いかがでしょう?)

かくいう私も個人事業主になってから、仕事が楽しくていいのかしらん、と思うようになりました。

さて、ここで、仕事を楽しみたいのであれば個人事業主になりなさい!!と言っているわけではなくてですね。私は個人事業主の視点をもつと人生の視野が広がりますよ、というきっかけをこちらでは提供したいと思ってるんです。

ご参考まで。

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