成長したいのであれば、
成長したいのであれば、
成功したいのであれば、
売り上げを伸ばしたいのであれば、
次のステージに登ってみたいのであれば、
自分が理想としている人を徹底的に真似る(パクる)こと、と、多くの本に書かれております。
昔の私は、人を真似るなんて、なんだかカッコ悪い・・というとっても幼稚な理由から、その考えを否定していたんですね。
そして、個人事業主となってから数年目。一向に売り上げが伸びず、集客に悩んでいた頃、
同業者であり、私よりも10も歳下の友人が驚くほどの売り上げを伸ばしている。
その友人は私に比べると、非常に失礼な話なのだけれど、たくさんの本を読んでいるわけでもなく、勉強しているとも思えない。
どうしても理由が知りたくて、その友人に売り上げがアップした秘訣を聞いてみると
「 僕には経営の師匠がいて、その人から言われたことをひたすら実践して、真似してるんです 」
という返事をもらうと、私はすぐにその人を紹介してもらった。
その人は倒産寸前の飲食店を見事V字回復させた経験を持つ、体育会の熱血の経営コンサルタント(以下、Tさん)だった。
早速、私はTさんからマーケティングを学ぶために、毎月、名古屋から東京まで新幹線で通うことにした。
売り上げが少ない当時の私にとって、新幹線代や宿泊費はとっても痛い出費。(※カプセルホテルなどで少しでも安く浮かせたけれど)
そして、約半年間、Tさんの教えをひたすらに実践。
Tさんの発言をひたすらメモし、お勧めされた本も読み、Tさんが何を考えているか、どう感じているか、発信しているブログやSNSも隅々まで読んだ。
そんな私をみて、Tさんは「加藤君は、私のストーカーみたいだね」と笑っていた。
Tさんのストーカーは半年では終わらず、Tさんからの学びは何年も継続することに。
結果として、この時期のTさんのストーカーの成果は売り上げにつながり、月の売り上げは2倍となった。
いまでもTさんは、「私の生徒さんで過去、ストーカーのように私につきまとい、ひたすらに行動し、結果、売り上げを2倍にした」と誇らしげに話してくれているようで、私もとても嬉しい。
中国に「 3年勤め学ばんより3年師を選ぶべし 」という諺があるらしく、
3年かけて独学で勉強するより、3年かけて師匠を探したほうがいい、という意味だそう。
私も過去、飛躍的にスキルアップし、ひとつ上のステージに上がれた、と感じたときは、師匠を見つけて、ひたすらにその人から学んだ時だった。
今思えば、人を真似ることがカッコ悪いだの、自分らしさを出すだの、と言っていた昔の私はとっても幼稚な考えだったと思う。
成長したいあなたへ
もし、いま師匠という存在がいなかったら、まずは師匠を見つけてみましょう。
そして、3年とは言わないまでも、ある一定の期間、師匠をストーカーするような意気込みで、真似てみることをお勧めしますよ。
ご参考まで。