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こんなコーチは嫌だ! — 私の「最悪なコーチング体験」
こんにちは。「自分の強みを活かす」ギャラップ認定ストレングスコーチの加藤ヒロキです。
今でこそコーチとして活動している私ですが、実は、最初のコーチング体験は「二度と受けるものか!」と思うほど最悪なものでした。
まさか自分がコーチングを仕事にするとは、このときの私は夢にも思っていませんでした。
それどころか、ずっと「コーチングって怪しいんじゃないか?」とすら思っていたくらいです。
※内心、いまでも怪しいと思う人が、とっても多い業界だと思っております。
では、私がどんな「最悪なコーチ」と出会ったのか、聞いてください。
きっかけは占い 〜転職に悩んでいた私〜
私が初めてコーチングを受けたのは、20代半ばの頃。
当時の私は、転職するかどうかで頭を抱えていました。
今思えば、ストレングスファインダーなんて知らなかったし、自分の強みもわからないまま、「とにかくこの状況を変えなきゃ!」と焦っていた時期でした。
そんなとき、付き合っていた彼女が言ったんです。
「いい占い師さんがいるから、ちょっと見てもらったら?」
当時の私は、占いにはそこまで興味がなかったのですが、「まぁ話を聞いてもらうくらいならいいか」と軽い気持ちで行ってみることにしました。
すると、占い師の方がこう言ったんです。
「あなたにピッタリのコーチがいるから、一度受けてみたら?」
占いを受けに行ったはずなのに、なぜかコーチを紹介される。
押しに弱い私は、せっかくなので受けてみることにしました。
コーチって運動の先生…じゃないの?
とはいえ、当時の私は「コーチ」という言葉に馴染みがなく、聞いた瞬間に思い浮かんだのは 「部活の先生」「スパルタ指導者」 のような存在。
そもそも、コーチングがなんなのか、わかっておらず、モヤモヤを抱えながら、後日、紹介されたコーチのもとへ向かいました。
待っていたのは、40代半ばくらいの女性。
品のある雰囲気で、知的な印象の方でした。
「なんか、優しそうな人でよかった…」
そう思ったのも束の間。
ここから始まったのは、私が想像していたものとはまったく違う「尋問タイム」 。
「なんで? なんで? なんで?」
私が転職について悩んでいることを伝えると、コーチはこう聞きました。
「なぜ転職したいの?」
「えーっと…なんか、今の職場が合わない気がして…」
「なんで合わないの?」
「んー…なんとなく、やりがいを感じなくて…」
「なんでやりがいを感じないの?」
…また「なんで?」?
もう、この時点で私は刑事ドラマの取り調べ室にいる気分。
「転職に悩んでいる」と言ったはずなのに、どうして私は事情聴取を受けているんだろう…?
私がうまく答えられずにいると、コーチは満足そうな顔でこう言いました。
「答えは、あなたの中にあるのよ。」
……いや、それがわからないから、コーチングを受けに来たんですけど。
私にとっての「コーチング」とは?
私にとってコーチングとは、現実と未来を変えるもの。
だからこそ、「ただ話を聞くだけで終わる」「気分転換になっただけで何も変わらない」 そんなコーチングには価値を感じません。
※この尋問コーチに対して、5,000円を支払ったのは、当時にとっては痛い出費でした。
私は、ただ傾聴するだけではなく、ただ質問を繰り返すだけでもなく、
クライアントが「前に進むためのヒント」を見つけることを大切にしたい。
「なんかモヤモヤしていたけど、次に進むための道筋が見えた」
「自分の強みを知ることで、現実を変えるきっかけになった」
そんなふうに、現実を変えるコーチング を提供すること。
これが、私が今コーチとして大切にしているポリシー。
あなたにとって「いいコーチ」とは?
コーチングに対する期待や価値観は人それぞれ。
だからこそ、「どんなコーチが自分に合うのか?」を考えることも大切なのかもしれません。
私自身、コーチングの世界に足を踏み入れてから、「コーチの在り方」についてずっと考え続けています。
もし今、「コーチングに興味はあるけど、何を基準に選べばいいのかわからない」と思っているなら、
あなたが「どんな未来を描きたいのか?」という視点から、合うコーチを探してみるのもいいかもしれません。
コーチングが、ただの「質問攻め」や「傾聴だけ」で終わるものではないことを、もっと多くの人に知ってもらえたらいいなと思います。
あなたは、どんなコーチにサポートしてもらいたいですか?
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