漁師から学ぶ。1人サロンオーナーの「本当の幸せ」とは?
こんにちは。「1人サロン」の先生、加藤ヒロキです。私は、集客の不安を解消し、お客様との時間や施術を心から楽しめるようサポートしています。
12年間、一人サロンを運営してきた経験を活かして、無理なく長く続けられるサロン作りのお手伝いをしています。
MBAと漁師のエピソード
今回は、「本当の幸せとは何か?」を考えるために、よく引用される「MBAと漁師のエピソード」をご紹介します。
まず、MBAとは「経営学修士(Master of Business Administration)」の略で、ビジネスの効率化や利益の最大化を学ぶ資格のことです。
ある日、このMBAを持つビジネスマンが、のどかな海辺で魚を獲っている漁師に出会いました。
ビジネスマンは漁師に「どうしてもっと多くの魚を獲らないのですか?」と尋ねます。
漁師は「今の量で十分だからです。家族と過ごす時間もあり、好きなときに休むこともできる」と答えます。
それを聞いたビジネスマンは「もっとたくさん魚を獲れば、収入が増えて、大きな船も買える。さらに漁を拡大して、いずれは自分の会社を持ち、自由な時間もたっぷり手に入るよ」と言います。
しかし、漁師はこう答えます。
「でも、私は今、必要なだけ働いて、家族と過ごし、自由な時間をすでに楽しんでいるんです。それ以上、何が必要なのでしょうか?」
1人サロンオーナーの「やりがい」と「楽しみ」
このエピソードが教えてくれるのは、「成功や幸せの形は人それぞれ」ということです。
1人サロンを経営していると、つい「もっと集客しなきゃ」「もっと売上を上げなきゃ」と思いがちですが、ただ数字を追い求めるだけが幸せではありませんよね。
1人サロンオーナーの本当のやりがいや楽しみは、目の前のお客様との時間を大切にし、自分が本当に好きな施術を提供することではないでしょうか。
お客様が喜んでくれる姿や、「ありがとう」の一言が、何よりのやりがいにつながると思うのですがいかがでしょう?
フォロワーの数ではなく、目の前のお客様を大切に
漁師のように、「今の生活で十分」と感じることは大切ですよね。足るを知る、ってやつです。
無理に規模を拡大したり、フォロワーを増やそうとするのではなく、目の前のお客様一人ひとりとのつながりを深めていきましょう。
それが、結果的にリピーターや口コミを生み、安定したサロン経営につながっていきます。
まとめ
「MBAと漁師のエピソード」が示すように、必ずしも「大きく成長すること」や「たくさん稼ぐこと」だけが成功ではありません。
自分にとって何が本当に幸せなのか、どんなサロン運営が自分らしいのかを見つめ直してみましょう。
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