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「私みたいになれるわよ」型のコンサルがうまくいかないわけ

こんにちは。無理なく長く続けられるサロン作りをサポートしている「1人サロン集客」の先生、加藤ヒロキです。

1人サロン歴12年間の経験に基づいて、お客様との時間や施術を心から楽しめるアドバイスをしています。

今日は「私みたいになれるわよ」タイプのコンサルタントに見てもらっても、実はうまくいかない理由についてお話しします。

私が起業した当初、セミナーに足繁く通った時期がありました。

手当たり次第、なんでも勉強しようという気持ちだったんです。

その中で、一人の女性講師が印象的でいまでも記憶に残っています。

その女性講師の方は社交的な感じで、カリスマ性が溢れてでおりました。

※キラキラというか、ギラギラというか・・。高級ホテルのラウンジで高級な鞄と共に写真撮ってそうな感じ。

セミナーの参加者は女性ばかりで、場違いなところに来ちゃったなぁ、なんて思いつつ、これも勉強と思い最後まで聞きました。

セミナーの内容はシンプル。

「私を真似すれば、あなたも成功できる」

というもの。

彼女のキラキラしたオーラに受講者たちは夢中になり、「私もこうなりたい!」という目で見つめていました。

ですが、私の頭の中では冷静に、こんな疑問が浮かんでいたんです。

「この中で、本当に彼女のようになれる人ってどれくらいいるんだろう?」

カリスマ性は真似できない

ここで考えてみてください。成功している人には、それぞれ独自の強みがあります。

自分の強みを活かしているからこそ成功しているんです。

例えば、その講師の方は、社交性もありカリスマ性もあり、それが彼女の「強み」です。

実際、たくさんの交流会に出たりして、人脈を増やして集客をしてきたそうです。

でも、個人事業主みんながその社交性やカリスマ性を持っているわけではないですよね。

たとえば、友達が「私はヨガを始めたらめちゃくちゃ健康になったから、あなたもやってみなよ」と言っても、同じように健康になれる保証はありません。

それと同じで、あるコンサルタントが「私みたいになりたいなら、これをやればいい」と言ったところで、彼女と同じ結果を得るのは難しいわけです。

なぜなら、彼女には彼女だけの「強み」があったからです。

セミナー難民の誕生

ここで問題なのは、そうしたカリスマ講師の方法をそのまま真似しようとする人が次々と現れることです。

そして、しばらく頑張ってみるけれど、次第にうまくいかないと感じて、次のセミナーへ。

そして、また次のセミナーへと迷走。

いわゆる「セミナー難民」となってしまうんですね。

結局、講師のもとで成功できるのは、その講師の強みが自分と似ている場合。

その強みが自分に当てはまらない場合は、同じことをしても成功できるとは限らないんです。

できたとしても、それは本当に遠回り。

自分の強みを知ることが一番の近道

私が言いたいのは、他人の成功をただ真似するのではなく、「自分の強みを知ること」が、もっとも効率的に結果を出す方法だということ。

自分の強みを活かせば、あなた自身のやり方で、あなたらしい成功を手に入れることができるんです。

たとえば、あなたが社交的であるなら、その強みを活かして人と積極的に繋がるビジネスモデルが向いているかもしれません。

一方、私のように内向的な性格であれば、静かな環境で集中して結果を出すスタイルが向いているのです。

どちらも成功の道があるんですが、その道は一つじゃないということです。

結論

だからこそ、他人の真似だけで成功を目指すのではなく、まずは自分の強みをしっかり見つけてくださいね。

それができれば、あとはその強みを活かした方法で進むだけです。


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